玄米ごはん族のあしたのたのしみへ

玄米と野菜、果物で今日から明日へ。農業と穀物菜食の日々

外注は自分でやらなくてすむ

2019-12-10 01:35:33 | 健康
 農産物の加工を生産者が行って六次化したところが話題になっている。玄米ごはん族は専門家様に依頼する。今までできなかったことが簡単にできてしまうのだからビックリ。零次化。

 外注すると、原料となる玄米を宅配で送ることだけ。その後、加工された完成品の到着をまつだけになる。機械器具不要。宅配で自宅にいながらにして終わる。

 個人で必要量をいただくなら依頼したほうが簡単だ。数量がまとまるとものすごく加工料が安くなる。いつまでも保存できるものはまとめて加工を注文したほうが良い。時間がたつと値段が上がるものなどはこの方式が一番良い。
 すぐに食べたほうが良いものは販売する。今は、煎餅がこの方式。食べきれないので販売。
 煎餅加工を依頼するとき、担当者様といろいろなやり取りをするが、ようやく満足できる煎餅になった。数年間のお付き合いで、ずいぶんうるさいお客だ、などと顔にも出されないで注文を受け入れてくれた。
 忙しいときの昼食は煎餅だけ。嗜好品ではなく主食になっている。主食として実験することを、煎餅が到着してからやっているので一ヶ月になる。快調。
 自然食品店でも嗜好品扱いだろうが、いざというときのための非常食になる。あげ煎餅は有機モチ玄米と米油とイキナ塩、醤油煎餅はモチ玄米と有機醤油だけで作っている。玄米煎餅は固い、噛めない、というので敬遠されるが、以前のものよりグーーーンと柔らかくなった。
 煎餅は自分で作らないので注文をつけるだけ。外注すれば自家消費分以外は販売することで収入となる。気楽だ。

 味噌もそうする。担当者様と念入りに打ち合わせしてだんだん種類を絞っていく。しかし、味噌には、自分で作らないと蔵が建たない、ということわざがあり気になる。

 大昔の江戸時代、味噌は計り売りだった。それでも、江戸にはずいぶん蔵が建ったようだ。江戸はもともと何もなかったところだ。それに、江戸ーーーえど、という名前からしてすごい。今だ首都圏として過疎化どこふく風で大発展だ。ことわざの反対になっているので、その原動力は、味噌の計り売り、ではないかと思えるほどだ。
 江戸っ子の新しいもの好きは有名な昔話だ。そうすると、新しい味噌こそ長期保存の味噌より発展するには良いことになる。江戸っ子はことわざをどういうふうに解釈していたのだろう。

 自分で味噌を作る、ということは長期保存しておく、ということと同じだ。米を作って保存しておくのと同じこと。自分で味噌を作らなくても保存しておけば作ったと同じだ。
 新味噌で蔵が建っているので長期貯蔵味噌なら蔵どころかその上を行く、ーーーーーー外注なのでとても無理だ。自分でやらない分、楽になるだけ。
 
 新味噌は塩分を強くすることはできない。しょっぱくなる。それに比べて長期熟成味噌は強い塩分でもまろやかになっているだろう。二三年味噌しか食べたことがないのでわからないが想像できる。
 蔵が建つ、とは塩分をきかせたまろやかな味噌で体を作るということだ。脳みそも。それが基礎になる。圧力玄米ごはんを作れない時代には新味噌だけでは魚類が必要になる。
 
 味噌の委託先の担当者様にお願いすることは、

 新味噌の仕込み
 長期熟成味噌の仕込み
 玄米と大豆の割合の検討
 塩の割合の検討

 すぐにいただきたいので新味噌をすぐに仕込んで下さい。
 新味噌をいただいている間、長期熟成味噌を保存します。長期間、耐えられるような塩分濃度、塩の種類にして下さい。
 有機大豆はこちらでは用意できませんので原料の割合に応じた種類の大豆をお願いします。

 こんなにうるさい注文に答えてくれる味噌屋様、どうもありがとうございます。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 屋根裏、軸組工法 | トップ | 浸水対策 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

健康」カテゴリの最新記事