一寸の虫に五寸釘

だから一言余計なんだって・・・

カプサイシン効果

2006-07-08 | よしなしごと

たまにこのブログがどういうキーワードで検索されているかを見ると、結構妙なキーワードで検索する人がいることに気づきます。

そして、そういう妙なキーワードにひっかかってしまうこのブログというのも、なかなか素直に喜べないものがあります。

昨日は

 「動物の性行為動画」

なるキーワードが出現。
こんなのでヒットするのかと自分で試してみたら、Yahooだとなんと16番目に出てきてしまいました。

おそらくこのエントリがヒットしたのだと思いますが・・・(真面目な話なんだけどなぁ)


あとは、以前山拓ネタを書いたために「愛人」とか「変態」などというのにも引っかかってしまう事がありますね。


そして2,3週間に1回くらいの頻度で登場するのが

「肛門 痒み」

このエントリがヒットしたのだと思います(テーマは「痛み」なんですけどね)。
でも、試してみても相当下位にあたるようで、なかなか見つかりません。
そんなところまで検索でチェックしているというあたりが、ご本人の悩みの深さをうかがわせます。
それに、似たような悩みをお持ちの方も多いということなんでしょう。



さて、そういうお悩みの方に朗報を見つけました。

医学都市伝説さんによると、肛門の痒みにはトウガラシに含まれる辛味成分のカプサイシンが有効なようです。
出典は、3年前英国胃腸病学協会雑誌"Gut"に寄せられた論文とのことで、きちんとした医学的な根拠があるようです。

[方法]まず5人の患者に対して事前治療を行い、カプサイシンの主効果と副作用を勘案した適正濃度を決定した。その上で二重盲検手法を用いた主治験を行った。44例の患者をランダムに二群にわけ、半数には0.006%のカプサイシンクリームを患部に塗布し、半数には1%のメンソールクリームをプラセボとして使用した。(中略)

[結果]44例中31例にカプサイシン使用時に自覚症状の軽快が見られ、メンソールには反応しなかった。カプサイシンに反応しなかった例に、メンソールによる軽快は見られなかった。(中略)平均10.9ヶ月の事後経過観察期間において、29例は症状軽快を維持するために、ほぼ連日のカプサイシン使用を必要とした。

[結論]カプサイシン局所療法は新しく、安全できわめて効果的な重症難治性肛門掻痒症への治療である。

ご本人は

オチとしては、外用療法が効くのなら、はじめからトウガラシを食ったらどうよ、という疑問を用意していたのだが、これはかなりの人柱を用意して適正摂取量を決定しないと、あんまり無責任なことは言えないと思うので、ひとまず封印することに。

とおっしゃってます。


ご指摘の通り、私がよく経験するのが、焼肉(と一緒に大量のキムチ)を食べた翌朝の排便時に肛門付近にピリッとした刺激を感じることです。
これに外用(カプサイシンクリームの塗布)と同様の効果があるということでしょうか。

(ご経験のある方はお分かりでしょうが)たしかに痒いなんて言っている場合じゃない、という状態ではあります。

日頃の不摂生もたまには役に立つ、ということでしょうか。


私は一切責任を持ちませんが、試してみたい方はどうぞ^^


PS このエントリを書いたために、更に検索エンジンにかかりやすくなってしまったわけですが、まあ、深くは考えない事にします。
いっそのこと、カルトなブログを目指しますかw

コメント
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