「義務教育はせめてコンビニで売っている品物をちゃんと使える程度の知識は教える必要があるのではないか」
とまとめようと思ったのですが、ふと数日前に医学都市伝説さん経由(いつもネタ元にさせていただいてます)で極端大仏率さんのこちらのエントリを思い出してしまいました。
「カップ麺は湯を注いだら蓋をして(3分)待つ」と容器にも書いてあり子供の頃から教わっていたのだが、なんのことはない蓋をしなくてもちゃんと麺は出来る、という話。
あけている蓋から失われる熱量はたいしたことはないのではないか、という、宇宙物理学者の(理論的でなく)実践的な論考です。
頭で考えるだけでなく経験も大事、といういい例です。
話は変わりますが、昔、咳止めの「ブロン液」を一気飲みすると「とべる」という話がありましたね。これは(当時の処方にはいっていた)コデインが麻薬作用があるからのようですが、これは逆に知識が悪用された例ですね。
また、中学時代にこんなことがありました。
部室でコッソリと麻雀(音がしないようカード式のタイプ)をやっていると、そこに、天井からいきなり人が降って来たんですね。
「部室の天井裏に先輩の隠したエロ本がある」と聞いて天井裏に登った奴が、天井のベニヤ板を踏み抜いてしまったわけです。
強度不足の怖さを身を持って体験した彼がもし建築士になっていたとしたら、姉歯氏のようなことはしなかったのではと思います。
(「小梁のない強度不足の天井板の危なさ」でなく、もっと別の教訓を得るべき、という説もありますがw)
致命的な事故につながらない程度の知識は必要ですが、経験でそれを身に付けていく、というのも大事、という普通の結論になってしまいました。
ライターで火さえつけなければ「コールドスプレーを部屋に撒く」という行為もそれなりに何らかの効果があったかもしれませんね(吸い込むとトリップできるとか?w)