一寸の虫に五寸釘

だから一言余計なんだって・・・

高齢者の所在不明についての仮説

2010-08-04 | よしなしごと
「都内最高齢者」が死亡していたことをきっかけに調査してみたら、100歳以上の高齢者で所在不明が相次いで見つかっています。

テレビ取材などでも顔を隠しながら出てくるのはこの高齢者の娘や息子にあたる大体70~80歳の人々です。
じゃあ、孫たちはなんで気がつかなかったのかという疑問もわくのですが、実はこの現在70~80歳の人たちの頃から少子化が進んでいます。

下が合計特殊出生率のグラフです。
確か2.1を下回ると人口が維持できなくなるのですが、実は昭和30年代から2.1のレベルになっています。




つまり、現在親100歳超、子供70~80歳の世代は孫のいない世帯は結構多いと思われます。

それらの世帯は生活費としては貯金か年金しかないわけで、しかも他世帯との交流も少なかったりすると、100歳超の親が死んだ場合に、葬式をあげてしかも年金がなくなる=世帯所得が減るよりは、気がつかれるまでは生きていることにしようという誘惑にかられる人も多くなるのではないでしょうか。


あくまでも仮説なのですが。



コメント
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