浅草六区に渋谷センター街

以前、新宿歌舞伎町という街の名前のどこが歌舞伎町だとケチを付けたことがあります。

対して浅草六区や渋谷センター街などのネーミングはうまい。

数字や位置がもとの事務的な名称ですが、それが効果になっている。

ニューヨークと同じ理屈でかえってインパクトがあります。

富士見通りだのといったありきたりの名前では、およそ街の見当がついてあまりおもしろくない。

それが数字だけだと何か意味があるのではと考えさせる。

なかなかのコピーの才能では。

甘利さんより存在感？ 日銀黒田総裁

日銀がマイナス金利の金融緩和を実施しました。

マネー市場には相当のインパクトのはずだが、関心のない人には分かりにくい。

日経でさえ個人や企業の預金の金利をマイナスにするものではないと断り書きの解説をするくらいだが、多くの皆様に難しいことなのでしょう。

分かりにくいと書きましたが甘利氏辞任ニュースに隠れて目立たなかったのもあるでしょう。

とにかく経済政策の、しかもマネー市場政策はシロウトには難しいがそれでもはっきりしていることがあります。

日銀は今までになかった金融政策を実施している。

しかもその重要性は安倍政権支持の保守の人にもあまり理解されていない。

しかしアベノミクスの根幹部分と言っていいでしょう。

甘利さんには悪いが、甘利さんが心血を注いだTPPはまだ始まらず、それにスタートしてもしなくてもさしあってどうということはないが、日銀の金融政策は日々の経済に直結します。

安倍政権を支えるのは甘利・麻生・菅と言われますが、その別格抜きんでた存在として黒田総裁がいるのでは。