日本が集団的自衛権や安保法をやらなければならなくなったのは米国の軍事力が低下したからと言われます。
ではなぜ米国の軍事力が低下したかというと経済力が低下したからと説明されます。
しかし実際は逆で、軍事力が弱くなったから経済力も低下したと考えることもできます。
軍事力があればその力の及ぶ範囲内では安定・安全に経済活動ができる。
だから軍事力の及ぶ範囲が広ければ広いほど経済活動の領域も広がり、経済の興隆にもつながる。
日本のシーレーンでも分かるように、とにかく国防上の安全は経済の安全と切り離せません。
話は飛ぶようですが、満州事変後の日本の経済は好調でした。
これは事変の勝利で日本の勢力下では安定・安全な経済活動ができるようになったかこともあります。
ただロシアみたいに軍事力の一点豪華主義で経済力がともなわないというのもありますが、これは軍事力と経済力は両方目指さなければ駄目ということでしょう。
米国みたいに経済力があっても軍事力で手を抜くと両方低下するし、日本みたいに経済だけに集中してもいずれ軍事力が必要に、となるようですがサテどうか?