日中首脳会談ですが、残念ながら最悪の結果となったようです。
そもそも会談に応じたことからして間違いですが、中共が求めてきたのが一帯一路や第三国市場での協力。
要するに中華共産帝国主義による世界の交通インフラ支配と新興国の搾取収奪に協力しろということですが、ノコノコと会談に出かけた挙句こんなことを持ちかけられただけで安倍首相、既になめられています。
そして安倍首相と習近平、日中は脅威でなく協調のパートナーなどと言っています。
トランプが対中強硬になったのは、中共は協調もパートナー関係も成り立たない脅威であることを悟ったからこそ。
トランプのまさに逆に向き始めた安倍政権、中共を増長させる結果に。
日本だけでなく世界にとってもこれほど有害なことはありません。
そして中共は日米の分断に見事成功。
会談で中国の脅威に触れさせないだけでも分断成功なのに、日本側からはパートナーや協調という成果まで引き出せました。
ところで安倍政権のこうした対中共宥和姿勢、現実的とする弁護論があります。
例えば今の日本にとり中国は経済的にもはや切り離せない関係だからというのがそれ。
しかし支那事変や大東亜戦争の最中でさえ、蒋介石政権と日本とは経済関係がありました。
経済関係があるから妥協しろというのは、とにかく経済最優先でそれ以外はどんなに傲慢な要求をされても負けておけというのと同じです。
そして今回、こうして中共と宥和したならその当然の成り行きとして予想されるのは…。
尖閣侵入の恒常化や東シナ海ガス田略奪は協調とパートナー関係のうちと中共は強弁することでしょう。
最後は南朝鮮が最恵国約款であるかのように中共と同じ「協調」や「パートナー」関係を要求してきてもおかしくありません。
保守の人、こうした安倍政権をサテどう評価するか?