悪夢。
2013-01-23 | 日記
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/88/dbb807ba91011d32cfb5501e1f7e158a.jpg)
アルジェリアの人質事件は最悪の結末となりました。
ここ数日 なかなか情報が発表されない中 一縷の望みを持ち続けた
ご家族の気持ちを思うとやりきれない思いがいたします。
テロリストに対する考え方が 人質の人命第一に考える日本と
テロには絶対に屈しない と考える国との違いが今回くっきりと表れました。
テロリストも人質をも いっぺんに射殺してしまうという 日本の常識では考えられない
強硬手段は テロは決して割に合わないよ と今後起こりうるテロリストへの
抑止力にはなると思います。
米 英 仏と各国首相が アルジェリア政府の取った措置は正しかったと述べております。
西側諸国の声明を見て ずいぶん昔になる福田政権時代に起きた
ダッカでの日航機ハイジャック事件を思い出しました。
超法規的措置を取り 犯人側の要求をすべて飲み 当時服役中の日本赤軍数名の釈放と
多額の金額を支払い 人質は全員無事にこの事件は終結しました。
これもテロリストの標的が日本人でなければ 軍隊が乗り込み 激しい銃撃戦の後
犯人はもちろんのこと 乗客全員が犠牲になったかも知れません。
人質の人命第一に考える日本は 犯人側の要求通りの条件や金額を飲むことから
テロリストに狙われやすく 南米やフィリピンなどでも誘拐事件のターゲットは
日本人ということになります。
テロリストとは交渉しない という強い姿勢で臨むのか 人命第一に考え
犯人側の要求をすべて飲み命を助けるのか
どちらの選択が正しいのか と問われたとき 日本人である自分には
すぐに答えはできません。
今回のことが悪夢であってくれ と祈り続けたご遺族の気持ちを思うと
胸が痛みます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/1b/89ac47fb6a170e526f7ed928bb0ffbce.jpg)
風邪薬には睡眠薬が入っているのか ぐたぐたと眠ってばかりおりました。
歳を取ってからは 滅多に見なくなっている夢を見ました。
それは 飛行中の機内で焦げ臭いにおいがした と同時に
不時着します とのアナウンスがあり乗客からは悲鳴が上がります。
これはボーイング787機であったのです。
不時着するってここは北極海の上空のはず どこへ降りるというのか
照明が消え 騒然とする機内で むこうのほうで15年前に亡くなった父が
私の名前を呼びこっちが出口だ と叫び手招きします。
そちらへ走って行くところで目が覚めました。
この話をトンボにすると 落ちても2人一緒だからいいではないか とのことです。
冗談じゃあないよ 年金をもらい始めてまだ日も浅く まだまだやりたいこと
行きたいところもたくさんあるからね あんたと心中はごめんだね
と強く強く思ったのであります。