くりまんじゅうの日記

世間より少し いやだいぶん遅れている
老シーラカンスです。

大きく育って!

2015-02-10 | 日記

2日前の 高知新聞の朝刊1面に  『 16歳 久礼カツオ船へ 』
という見出しで まだ幼さの残る 少年2人の笑顔が載りました。


高知と大分の ともに16歳の少年が 大型カツオ1本釣り船 順洋丸
113トンに乗り 11月まで続く漁に 新聞に載った日 出港しました。

写真右の 竹嶋くんの父親は今現在 全国でも屈指の水揚げを誇る
黒潮町(旧佐賀町)の漁師で 父と同じ道を歩むことになります。

一方左の伊藤くんは大分県からで 中学卒業後地元でアルバイトを
転々としていたところ 両親が インターネットで見つけた求人情報で
乗船となったと書かれています。

カツオの1本釣り漁は 土佐佐賀の明神丸が有名で 昨年放送された NHKの
『プロフェッショナル仕事の流儀』  という番組で取り上げられ 驚異の水揚げを
誇る第83佐賀明神丸 明神学武漁労長(船頭)の 仕事の流儀が紹介されました。


昨年の放送が今年に入って再放送され 学武氏40歳が データや独自の
カンを働かせ ここ10年で4度もの 水揚げ日本一を記録するさまが紹介
される内容でした。

学武氏は 代々続くカツオ1本釣りの名門 明神家に生まれ 父は伝説の
名漁労長と呼ばれた 三郎氏です。

長期に渡って取材された番組は 漁の様子や 漁師の24時間も紹介されて
ナブラというカツオの群れを追い 年間300日もの 海上での日々を知りました。

後継者不足に悩むこの世界で  久礼から若者が船に乗るは 数十年ぶり
とのことで 16歳の2人に 漁業関係者も大きな期待を寄せています。

死ぬ前に 食べたいものを3つ言え といわれたら ほかの2つは考えるとして
私の場合 迷わず1つは  戻りガツオの塩タタキです。


記事によると 今回乗船の2人は 日本近海でカツオを追う間 1本釣り漁の
生き餌となる イワシの積込みや 港での 水揚げの手伝いからスタートです。 

                           
   
                           

                                                                                                         
コメント (36)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする