くりまんじゅうの日記

世間より少し いやだいぶん遅れている
老シーラカンスです。

刺し子。

2015-02-26 | 縫物

プール仲間で刺し子をする 〇子さんからもらった 花ふきんです。

左は以前もらったもので 七宝つなぎ 今回もらった右のものは
亀甲花刺し とそれぞれの模様に 名前があるとのことです。

ふきんといっても 食器を拭くなどは もったいなくて出来ません。

                                                                           
刺し子はしたこともありませんが 木綿のさらし布に 方眼用紙のような
線を引き 線に添って チクチクと手で縫っていくそうです。

今回もらった亀甲花刺しを 1枚仕上げるには 1週間かかるとのことで
一針 一針  正確に縫い進めなければ 模様がひずんだものになると
素人にも分かり さらし布が固くなるほど 糸を使ってあります。

NHK美の壺の  『青森の刺し子』  が先日再放送されました。

雪に閉ざされる厳冬の青森で 厳しい気候ゆえ綿の栽培が出来ず 真冬でも
農民は麻を身に付け 春の訪れを待ったといいます。

江戸時代後期 北前船が木綿糸を運び 女たちは 粗い麻の目を縫いつぶし
保温と衣類の長持ちを兼ねて 刺し子は 生活の知恵から生まれたそうです。
                                                      
〇子さんは今回 プールのあとの ワンコインメンバー皆にくださり 時間をかけ
仕上げたものを もらった皆は大喜びです。

 


土佐のはちきんは逆境に強く 男並みのパワーを見せるが 長続きはせずに
瞬発力はあるが持続力はない  短距離は得意だが マラソンは苦手だねぇと
これは私の まちがった思い込みでした。

人形を コツコツ作り続ける土佐のマダム 正確な一針ずつを続け 刺し子を
仕上げる友  どちらも 土佐のはちきんです。


別の友からもらった お気に入りの一閑張りバッグに こんな風にして使わせて
もらいます  ありがとうございました。
                                  
                                 
                                
                                 
                                 

                                                                                                

コメント (38)
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