くりまんじゅうの日記

世間より少し いやだいぶん遅れている
老シーラカンスです。

アリセプト。

2016-04-08 | 日記

昨日は母の 月一で行く内科と心療内科の日で 同じビル内の病院2つです。

母の施設は それぞれの病院へ提出する 毎日の血圧 食事や水分摂取量
などが一目で分かるデイリー表を コピーして持たせてくれます。

靴をはきよってねと いつものように母に言い 出口へ来ると母がいません

あら ときょろきょろすると 母は他人の部屋に入り うろうろしていました。

今まで こんなことは一度もなかったことで ぎょっとして職員に尋ねると
パジャマに着替えるとき 着ている服の上に 着ることが増えたとのこと。

トイレの声掛けをして すぐに席を立ち一人で行けていたものが 最近は
え~~と トイレは どこじゃったかねと 場所を忘れたのか聞き そんな
自分が歯がゆいのか 声掛けを断り 排泄の失敗も増えたらしいです。

認知症のため グループホームに入居していても 耳も聞こえ 会話も十分
出来ますので 歩行は衰えても 歳からいえば十分と 安心しておりました。

心療内科の先生に 施設でのことを話すと 春先には頭がぼぉ~とする患者が
増えるが 季節が進めば治ります でもお母さんの場合 お歳がお歳ですので
薬を少し増やしましょう とのことです。

薬とは 同居していたとき 母の頭の変化に気づき 初めて受診した心療内科で
処方箋をもらったアリセプト5㎎で 以来7-8年の間 ずっと飲んでいる認知症患者
の薬です。 

この5㎎が 長いこと効いている と先生に言われていましたが ついに5㎎では
効かなくなり 10㎎になりました。

施設の職員に聞くと 15~20㎎を飲んでいる入所者もいるとのことで 母と薬の
相性もいいようですが 急に認知が進まず ゆるやかに来てねと願っております。

皇潤のCMに出る八千草薫さんは 上品で美しく軽やかに歩いて 母と同世代とは
思えぬ若さです 八千草さんがアリセプトを服用することは 一生ないでしょう。

 

 

コメント (6)
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