くりまんじゅうの日記

世間より少し いやだいぶん遅れている
老シーラカンスです。

納骨しました。

2023-02-23 | 日記

昨年の 年末近くに旅立った母の 納骨がおわりました。

あっちの世界で長い間待った父は 新妻を迎えたように喜んで
いるでしょう。95歳の新妻は 再び父といっしょになりました。

親戚には黙って母を見送りましたが どこから漏れたか葬儀後
たずねてきた親戚が 断っても お香典を置いてかえります。

お香典をいただいたら香典台帳に名前と金額を記し 私たちが
死亡後も その子らがお返しするのが いなかの流儀です。

父が没して25年です。香典をいただいた家の不幸には 1つ1つ
母がお返ししてきましたが 母が老人施設に入ってから15年間
その役目を私がしてきました。

コロナからこっち 新聞に死亡通知を出さず 血が近い身内だけ
での家族葬が主流になった今 いい機会だと思いました。

今なら どこにも伝えずお葬式を済ませても 角が立ちません。

コロナ禍でしたので 私たち子や孫だけで 母を見送りましたと
喪中欠礼を出すまでに 1年近くの月日があります。

代替わりしても続く面倒な風習を 今こそ断ち切るチャンスだと
思いましたが 目論見通りにはなりませんでした。

ですが子ども達には あんたたちの知らない遠い親戚や 義理で
来てくれたと思われるお宅の不幸には お香典はしなくてもいい
と伝えました。

母の骨壺があったリビングの台の上が ぽっかりと空きました。

牧野植物園のバイカオウレンが 私には愛らしく撮れませんので
 

写真をお借りします。
 

コメント (31)
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