くりまんじゅうの日記

世間より少し いやだいぶん遅れている
老シーラカンスです。

中土佐町久礼1。

2018-04-14 | 日記

高知市から西へ 高速道路を30分ほど走れば 中土佐町久礼へ着きます。
中土佐町立美術館で 土方佐代香さんの個展をやっており 見に行きました。
土方さんは県内若手洋画家の一人で 現在 高校の美術教師をしています
 

小さな漁師町の美術館ですが なかなかおしゃれな建物で 入口にはヘテという
トトロに似た韓国の狛犬が 左右に座っていました
 
 
 

作品は 野蛮人にはいまいち 素晴らしさが理解できんものが多かったですが 横幅が
4㍍以上ある題名ムーンリバーが↓ たいへんな力作であることは 素人にも分かります
 

明るい色彩の作品が多く 以前と比べると 写実的になったそうです
 
 
 

どちらかと言えば 土方さんのスケッチ画が 私は好きだなぁ。。
 

小さいけれど立派な中土佐町立美術館は 地元出身の実業家 故町田菊一氏がコレクション
と共に    土蔵造りの建物を町に寄贈したそうで 氏と親交のあった司馬遼太郎氏による書が
玄関前の 石碑に刻まれていました
 
 

中土佐町立美術館には 著名作家のものが多数コレクションされており 季節ごとに
作品の入れ替えがあるそうです。 65歳以上の入館料は 200円という嬉しい値段です。

横山大観の軸と 竹久夢二の手紙を撮りました。夢二はなかなか達筆です
 
 

美術館で長くときを過ごし お昼が近い時間になりました。中土佐町といえばもちろん
久礼の 大正市へ行かねばなりません。

久礼は県出身の漫画家 故青柳裕介氏の「土佐の一本釣り」の舞台になった漁師町です。
あれから40年経ち今の若者は あのヒット作を知らんでしょうね。今から行ってきます。

 

 

 

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16 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
和三郎さまへ (くりまんじゅう)
2018-04-15 19:59:00
宿毛のだるま夕日は知っていましたが 土佐久礼の
だるま朝日は全然知りませんでした。そうですか冬の
早朝に見られるのですね。前日から泊まって見たいなぁ。
西岡酒造は以前 若い者が観光バスでツアーのように
ここへ行くと言っていました。4合瓶の純平ですね。
箱に青柳氏の絵が描いていますか。次行ったとき
買ってこようかな。土佐の一本釣りは一昨年リメイク
されているのですね。これも知りませんでしたが
ほとんどを久礼でロケしており 青柳氏にそっくりの
息子さんが方言指導したそうですね これも知りませんでした。
それと醤油が甘いとは たまり醤油を使っていると
いうことでしょうか。いろいろ知らないことばかりです。
次に久礼へ行く時は 町立美術館の著名作家の作品が
入れ替えしたときになると思いますが もっと久礼の
町をゆっくり見てこようと思っています。
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純平 (和三郎)
2018-04-15 14:57:34
この町は
冬になるとだるま朝日を撮る人で
週末はいっぱいになりますね
西岡酒造の「純平」を4合瓶で買うと
土佐の一本釣りの絵が箱に書かれています
お土産にいいと思うんですよ
お酒としても美味しいし
映画だとヒロインがスーちゃんだったかな?
25年くらい前でも連載されていたのでは?
ここは、醤油が甘い
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キミコさんへ (くりまんじゅう)
2018-04-15 09:06:00
キミコさんは学生時代に学んだ音楽を生かした仕事を
今もされており たいがいの学生が学んだことを生かせない
職業に就いている今 とても立派なことです。
田舎に住んで不服はなく気に入っていますがただ一つ
残念は美術館が少なく 海外からの作品が日本で
展示される短い間に 田舎からはなかなか行けないことです。
ま 地元で食べる美味しい魚と美術館の残念はこれは
天秤にかけたら 私は魚に走ると思いますアハ。ハ。
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kebaさんへ (くりまんじゅう)
2018-04-15 08:57:35
言われてみれば なるほど~です。司馬遼太郎さんに
どういう意味や含みがあるのか 聞いてみたいですね。
司馬さんといえば 以前他の人のコメントにも書きましたが
代表作 竜馬がゆくですがなぜ 龍馬でなく竜馬なのか
ここも聞きたかったです。司馬さんは新字体を使うが
好きだったから など諸説あるようですがね。
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はちきんイジーさんへ (くりまんじゅう)
2018-04-15 08:45:59
土佐久礼はイジーさんにとってご先祖様の眠る大切な
土地ですね。久礼へ行くといつも感じるのはレトロ感と
人情です。大正市へも行き明日の記事にしましたが
相手が知らぬ人でも親切に魚の食べ方 調理の仕方など
詳しく教えてくれます。ウルメを焼いて試食もさせて
くれました。久礼で今一番心配は地震による津波です。
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きみちゃんへ (くりまんじゅう)
2018-04-15 08:39:45
中土佐町へ行くには鉄道だと 岡山から土讃線に乗り
中土佐町久礼駅で降ります。今は無人駅になりましたが
地元の手できれいに掃除されています。この無人駅には
全部の特急列車が止まりますので特急南風に乗り
お越しください。飛行機だと龍馬空港に到着後
南国市のJR後免駅から 特急南風下りの中村(四万十市)
行きに乗ってください。中土佐町久礼駅から美術館へも
大正市へも 数百メートルで行けます。
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まりもちゃんへ (くりまんじゅう)
2018-04-15 08:30:18
この小さい漁師町に 小ぶりながらこんなに立派な
美術館があることを全然知りませんでした。浮世絵
近・現代画家の作品が700点も収蔵されているそうです。
この日は猪熊弦一郎・岸田劉生・黒田清輝・林武らの
絵が展示されていましたがガラスが光って撮れませんでした。
はい 私も同じくで 大正市へGO!です。
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guuchanさんへ (くりまんじゅう)
2018-04-15 08:23:35
都会にお住いだと美術館がたくさんあっていいですね。
神戸ですと小磯良平美術館がありますね。小磯氏の絵は
松山の美術館にもありますが 神戸がやはり数で一番で
いつか行きたいと思っています。言われる通りこの日の
画家の色彩は土地柄かもしれませんね。ゴーギャンが
ポリネシアに住んで あの明るい色彩の女性たちを
描きましたものね。
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RINさんへ (くりまんじゅう)
2018-04-15 07:56:26
RINさん相当な漫画通ですね。言われる通り高知県は
漫画家を多く輩出した県で その縁でしょうか毎年夏
まんが甲子園が開催されます。青柳裕介氏は50代
はらたいら氏は60代前半とずいぶん早く亡くなり残念です。
横山隆一氏は90代で亡くなりましたので長生きです。
土佐の一本釣り 懐かしいですね。映画は八千代役で
今は亡き 田中好子さんがかわいかったです。
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美術館・・・・ (キミコ)
2018-04-14 23:37:05
もう長い事行ってません^^;
美術は大好きなんです 学生時代は美術クラブにも入っていたし
京都市美術館なんて常連のように出かけていました^^;
音楽会も足が遠のいていますしね
本当につまんないお籠りばかり(。_。)ノ ホ゜イ((((((●~

美術館は心の肥やしになりますからねえ
写真で見る絵と実際に見る絵では全く違いますもの
すてきな絵を描かれる方ですね

それと司馬遼太郎さんの言葉 さすがですね
「足音」なんていういい方は思いつきもしません
いいものを見せてくださってありがとうございました(u_u)o〃
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Unknown (keba)
2018-04-14 23:29:21
言葉に魚に人のあし音
最初の2つはまだしも、足音、え?あしおとぉ〜?
なぜだぁ〜
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久礼には (はちきんイジー)
2018-04-14 21:47:14
先祖の墓があります
曾祖父の町です

素敵な色彩ですね
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こんにちは! (きみちゃん)
2018-04-14 13:31:20
中土佐町、、、Googleマップでが検索して、、、行き方は?
鉄道がありません😱😰😨💦
子供達が小さい頃、、、四国を列車で周りました!
乗り鉄です。
あの辺りかな?って、、、想像しています。
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くりまんじゅうさんへ (まりも)
2018-04-14 10:22:29
中土佐町立美術館 知らなかったです
こんな良い所が有ったのですね
中土佐と言うと やはり食いしん坊のワタシは
お魚に行ってしまっていました
何処となくノスタルジックな色使いですね
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Unknown (guuchan)
2018-04-14 07:29:55
> あれから40年経ち今の若者は あのヒット作を知らんでしょうね。今から行ってきます

はい、今の若者ゆえ知りません(゜_゜>)

 美術展は、理解に苦しむことも多いですが、
考えることでなく、感じることなんでしょうね。
 でも、美術館に行くのは大好きです。

 やはり土地柄ゆえか、明るい画風ですね。
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土佐の一本釣り! (RIN)
2018-04-14 00:58:12
あれ好きでした!

高知には いい漫画家 いますよね!
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