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最近イースタン・プロミスという、デヴィッド・クローネンバーグ監督の映画を観たけれど、ロンドンを舞台にしたロシアン・マフィアの台頭とそこに絡む人身売買の問題を描いた衝撃作だった
しかし人身売買というのは、どうもヨーロッパではマフィア系の問題だけではなく、一般市民にも拡大している問題みたいだ
今回紹介する映画は人身売買をテーマにダルデンヌ兄弟が描くある子供です
しかし彼の映画は社会問題をダイレクトに描いている映画が多いね(ダルデンヌ兄弟の映画は今回を含めて3本しか観てないけれど)
息子のまなざしでは、究極的な問題を迫られた時の主人公の人生の選択を観客にも突きつけ、そしてロゼッタでは、貧しい少女が普通の生活を手にするために友人さえ裏切り、仕事を得ようとする
ダルデンヌ兄弟の描く映画はテーマは重く、極端に台詞も少なく、一切音楽も使わない最後のエンドロールでさえ音楽を使わない
しかし、ダルデンヌ兄弟の映画は最初は何のことかわからないが途中から引き込まれていく面白さ、そしてほんの少しの希望が最後には待っているから良いね
それでは人身売買という非常に重たいテーマを扱ったある子供を紹介しよう
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18歳のソニアが赤ん坊を抱いて退院した恋人の20歳のブリュノに連絡するが、彼はなかなか見付からない
ブリュノは年下の少年たちとコソ泥をして、定職にも就かずにその日暮らしの生活をしている
ソニアはブリュノを見つける2人はブリュノがこそ泥をして、それを売り飛ばしたお金でドライブをしたりして、2人の様子は非常に楽しそうだ
ブリュノはソニアから赤ん坊を世話をするように頼まれるブリュノは赤ん坊を乳母車に乗せて公園に散歩しに行くつもりが・・・ブリュノは子供をあっさり、ある組織に売ってしまった
ブリュノは大金を得られて大喜びそして、彼は大金を持ってソニアの所に行くが、自分の赤ん坊を売られてショックに陥ったソニアは気を失って病院へ
そんなソニアの姿を見たブリュノは子供を返してもらうように子供を売ってしまった組織の所に再び出向き、難とか子供を返してもらうが違約金が発生してしまった彼は多大な借金を背負い、更に彼はコソ泥稼業に身を染めることになる
ソニアは赤ん坊を返してもらうがブリュノの行動が許せなかった彼女はブリュノを部屋から追い出そうとするが、ブリュノには反省の色がまだない部屋から出て行こうとしないブリュノに対して包丁を突きつける
ブリュノは仕方なくソニアの部屋から出て行くが、彼は腹が減っていた空腹を満たそうと店に入るが、彼は若いチンピラからお金を巻き上げられる
ブリュノは借金を返済するために年下の少年と一緒にスリをする
ブリュノと年下の少年は一緒にバイクに乗って逃げ切れるかと思ったが、後ろからが付いてくる
結局年下の少年は逮捕され、ブリュノは逃げ切ることができたしかし、ブリュノは警察の所に行き、スリを計画したのは自分であることを告白し、年下の少年は無事に保釈され、ブリュノは刑務所に入ることになる
ブリュノが刑務所に入っている時に、ソニアが彼を訪ねて来るが・・・是非映画を観てください
題名のある子供だけれど、僕は観ていてブリュノとソニアの間に出来た赤ん坊のことを、指していると思っていたけれど実は20歳になって、まだ大人になりきれていないブリュノの事を指しているということに、今ブログの記事を書いているときに気付いた
ブリュノが、自分で育てられない子供がいる時に子供を欲しがっている所へ渡す(売る)事が出来る人身売買の存在を知った時、彼は簡単に自分の赤ん坊(子供)を大金欲しさに売り飛ばすシーンは、記事では伝えられない想いが生じる是非、映画を観て欲しいね
そして、イースタン・プロミスや、今回紹介したある子供のように、人身売買がヨーロッパ(ある子供はベルギーが舞台かな?フランスかも)を舞台に同じ年代で製作されたことは、今や社会問題になっていることの証明だと思う
しかし、よく考えてみると今の日本では母親が自分の息子を殴り、最悪なことになると殺してしまうこともある
これって人身売買よりも悪いことじゃないのか
そのように考えるとやがて、日本でも人身売買という問題が将来出てくるかもしれない
現在の日本の政治や、企業などでは子育てに対する問題に立ち向かおうとしているしかし、日本の子育て支援策は本当にどうなの
あんまり世間のことに疎い僕がこれ以上述べると、ボロボロになってしまうから控えるけれど、結局は税金で苦しむ人が増えるだけじゃないのかな
だいたい今の50、60歳代以上の人は子育て支援なんか無くても頑張って子供を育ててきた
今の一部の親の中に子供に対して愛情を注げなくなってきたのが問題であって、今更そのような支援策を政府が打ち出しても・・・
もっと苦労してきた50、60歳代以上の人が子育て支援策のために、増税を課されることは止めて欲しいね
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