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ブログを始めて約3年足らず




本来ならタイトルを変えないといけない



しかし、僕が映画を観なくなってからの10年間の間に凄い映画がたくさん出てきたことを知る事になるとは想像できなかった

特にダルデンヌ兄弟の息子のまなざしを観た時の強烈な印象は、スタンリーキューブリック監督の時計仕掛けのオレンジに似た感覚を覚える(作風は全く異なるけれど

僕は映画には音楽


そして映画において撮影の重要性はかなりの部分を占めていると思っていたのに、息子のまなざしは音楽はない



しかも手持ちカメラだから、画面はブレブレ

ひょっとしたらこの映画を観る人の中には、酔う人が居たかもしれない


ところがそんな映画が、途中から物凄くひきつけられる展開になるのである




そして、今回紹介する映画が息子のまなざしの監督であるダルデンヌ兄弟のロルナの祈りである


先述した息子のまなざし、ロゼッタ、そしてある子供を観ているけれど、そのどれもがやっぱり音楽




そして彼の映画のストーリーの特徴に、底辺に生きる人間を描いている点が挙げられるし、かすかな希望の光を暗示してエンドさせる特徴が挙げられる

ところが今回のロルナの祈りは、音楽を使用し、そして撮影もブレブレ画面ではない

良い意味でジャルデンヌ兄弟作品が、自分の個性に執着していたのが、観客側に近づいてきた事を示す作品である

しかし、それでもジャルデンヌ兄弟監督の特徴である社会派映画である点は変わらない

今回のテーマは国籍売買というちょっと日本人にはありえない設定なのが残念な気がする

ハリウッド映画でグリーン・カードという映画があったけれど、このグリーンカードの意味をみんな知っているのだろうか



その永住権を得るのにグリーンカードを渡辺兼さんは収得したのだ

そして今回紹介する映画はアルバニアという国から来た少女?がベルギーの国籍を得るために、ベルギー人の男と偽装結婚をし、その国籍売買のブローカーが間にいる話

偽装結婚のつもりが・・・一緒に住んでいるうちに相手の男を愛してしまったら・・・


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アルバニアからベルギーにやって来たロルナ(アルタ・ドブロシ)は、ベルギーの国籍を収得するために国籍売買の闇ブローカーであるファビオ(ファビリッツィオ・ロンジョーネを通して、麻薬中毒のクローディ(ジェレミー・レニエ)と偽装結婚するが、クローディ(レニエ)はロルナ(ドブロシ)の事を愛していて、何とか麻薬中毒から抜け出そうと必死になっている

ロルナ(ドブロシ)にはベルギー国籍を取得して、イタリア人の恋人とベルギーで店を開いて一緒に暮らす夢を持っている

そして現在の夫であるクローディ(レニエ)は麻薬で死ぬのを待っている状態だ

一方、国籍売買の闇ブローカーであるファビオ(ロンジョーネ)には、更に計画があって、クローディ(レニエ)が麻薬で死んだ後に、ロシア人の男をロルナ(ドブロシ)と、偽装結婚させようとしている

ところがロルナ(ドブロシ)には恋人と暮らす夢を持っていたが、クローディ(レニエ)と一緒に暮らすうちに彼の事を愛するようになる


やがてクローディ(レニエ)は麻薬の摂取過多により死んでしまい、ファビオ(ロンジョーネ)がロルナ(ドブロシ)に結婚相手のロシア人の男を連れてくるが、ロルナ(ドブロシ)はクローディ(レニエ)の子供を妊娠してしまっていた

彼女の妊娠をファビオ(ロンジョーネ)は怒っていた


ファビオ(ロンジョーネ)はロルナ(ドブロシ)をどこか遠くへ連れて行ってしまおうとするが、お腹の子供を大事にしようとするロルナ(ドブロシ)の取った行動は・・・


流石にダルデンヌ兄弟らしい社会派的な映画だが、国籍売買というテーマが、もう一つ僕にはイメージしにくい

その点でちょっと解せない部分もあったのが残念


しかも、麻薬中毒の青年と偽装結婚をしているという設定に無理があるような気がするけれど・・・どうなのかな

僕はダルデンヌ兄弟監督の作品の中では息子のまなざしが一番好き(彼らの映画を全部観ているわけでは無いけれど


しかし、最初はまるで何のことかわからないストーリーが徐々にテーマがわかってくると同時に観客を映画のストーリーに持っておぃダルデンヌ兄弟の演出は流石である

そしてダルデンヌ兄弟の監督作品の画面ブレブレ、最初から最後(エンドクレジット)に至るまで音楽



なぜなら彼らの社会派映画にはベルギー国内の下層階級に住む人たちの問題だけでなく、日本人にも通じる部分のある映画が多いから


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