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すっかり最近は女性の社会進出なんて当たり前の時代になってきて、女性の発言力の大きさは年々増すばかり。本当にちょっと昔まで性差別なんかあったのか?と思うほど女性の態度がでかい。今では僕も女性とお付き合いするのに土下座をしてお願いしている状態だ。この調子で行くと日本も女性総理大臣の誕生までもう少しだ
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日本でも最近はフェミニズムなんて言葉をよく耳にするが、世界においてフェミニズムの動きは日本より早い。そんなフェミニズム的な代表作家としてイギリスのヴァージニア・ウルフの名前が挙げられるだろう
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そんな彼女自身と、彼女の著作であるダロウェイ夫人を基にして出来上がった映画が今回紹介するめぐりあう時間たちです
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この映画の構成が、ちょっとばかり奇抜でアイデアに凝っている。それぞれの時代、生活している場所が異なる3人の女性、ヴァージニア・ウルフと他の2人の女性の一日の様子が描かれ、交錯しながらストーリーが進む。この3人の女性の共通するキーワードがダロウェイ夫人だ
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悲しいことに僕はダロウェイ夫人を読んだことが無ければ、少しの知識もまるで無かったのだが、3人の女性がダロウェイ夫人に取り付かれている様子は映画から充分にわかる。そんな3人の女性が何か満たされない抑圧された生活に対して爆発しそうになる様子が描かれているが、さてこの3人の女性に対し、観ている我々はどれだけ賛同できるかがこの映画を観て良かったと思うか、損をしてしまった気分になってしまうかの分かれ目になりそうだ。
ちなみに僕には、この3人の女性の内、誰一人にもどうしてそこまで悩む必要があるのかがよくわからなかった
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そんなわけで個人的には登場人物たちの行動には?マークだらけの展開が続くが、この映画の大きなテーマがあらゆる女性に対するメッセージが込められていると気付いた時に少しずつ感動が沸いてくるめぐりあう時間たちを紹介します
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マイケル・カニンガム | |
アスミック |
1941年にイギリスのサセックス州において、ヴァージニア・ウルフ(ニコール・キッドマン)は、夫のレナード(スティーヴン・ディレイン)宛てに、献身的な支えに感謝を示した遺書を書き置き入水自殺する場面から始まる。
1923年、ロンドン郊外のリッチモンドの田舎でヴァージニア・ウルフ(キッドマン)は夫のレナード(スティーヴン・ディレイン)と暮らし、自らの病気の療養と小説『ダロウェイ夫人』の執筆に励んでいた。ロンドンの都会からヴァージニア(キッドマン)の姉のヴァネッサ・ベル(ミランダ・リチャードソン)と彼女の子供達がやって来る。ヴァージニア(キッドマン)にとって姉のヴァネッサ(リチャードソン)との再会は楽しいものになるはずだったが、心が満たされることが無かった。
姉と彼女の子供達が帰った後、ヴァージニア(キッドマン)は・・・
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1951年のロサンゼルスにおいて、妊娠中のローラ(ジュリアン・ムーア)は小説『ダロウェイ夫人』を読んでいる。ローラ(ムーア)は日頃優しい夫のダン(ジョン・C・ライリー)のために、誕生日ケーキを息子と一緒に作ろうとするが、親友のキティ(トニー・コレット)が訪れ、彼女から子宮に腫瘍が出来ている事を聞かされ・・・
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2001年のニューヨークにおいて、クラリッサ(メリル・ストリープ)は親友である詩人兼小説家のリチャード(エド・ハリス)の受賞のためにパーティーの準備に取り掛かろうとしていた。
リチャード(ハリス)はエイズに冒されており、彼はクラリッサ(ストリープ)の事をダロウェイ夫人と呼んでいる。クラリッサ(ストリープ)は体力の衰えたリチャード(ハリス)の世話を続けていたのだが・・・
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なんだか悲しい3つのストーリーが交錯しますが・・・ちょっと驚くシーンもある展開は映画を観てください
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内容は暗く、後味もスッキリしませんなんて書いてしまうと元も子もありませんが、実は現在の悩める女性に対する励ましのための映画です。夫は優しく、子供にも恵まれ、決して貧しくも無く、それでも女性の心は満たされない。本当に女性の心理は難しいと感じます。
僕はダロウェイ夫人を読んでいないのですが、読んでからこの映画を観た方が楽しいと思います。
ちなみに監督はスティーヴン・ダルドリー
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ちなみにこの監督は男性ですがバイセクシャル。確かに今回のような作品は女性の気持ちを理解できる人じゃないと撮れないと思います。まだ年齢も若く、佳作を連発しているので今後も注目の映画監督です
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そして俳優陣が凄い。特に3人の主人公の女性は現在最高峰の演技派を集めたと言っても過言ではありません。
まずはヴァージニア・ウルフ役のニコール・キッドマン。今回の精神的に病んでいる役を完璧にこなしています。今回は自慢の美貌を封印して演技力で勝負しています。しかし、彼女はトム・クルーズと離婚してから演技に深みを感じるように思うのは僕だけでしょうか?
ちなみに彼女のお勧め作品としては、時間がある人限定でドッグヴィルをお勧めしたいです。
そしてジュリアン・ムーアですが、実は僕はこの女優がドストライクです。実は映画館で初めてぼかし無しでアソコの毛を観たのがこの人が最初でした。ロバート・アルトマン、ポール・トーマス・アンダーソン、コーエン兄弟、ラッセ・ハルストレムなど個性的な監督の作品に多く出ています。この女優の凄い所が頭の悪そうな役から賢そうな人まで難なくこなしてしまい、さらにエロいシーンも平気でこなしまうところでしょうか。すでに50歳になっていますが、20年ぐらい前に暗殺者に出ていた時よりも綺麗になった気がします。お勧め作品となると実はけっこうたくさんありますが、ビッグ・リボウスキ、ブギーナイツがお勧め。
そしてメリル・ストリープは超大物。名作に多数出演し、そしてコメディーからシリアスな役柄をこなしてしまう演技力は凄いです。そして既に60歳を超えながら主演作品が目白押しなのが凄いこと。しかも女優でこの年齢になっても主演としてひっぱりだこ状態なのは本当に凄い。何だか凄いを連発してしまいます。
彼女のお勧め作品となるとどうせなら古い作品から、ソフィーの選択、ディア・ハンター、クレイマー・クレイマー、黄昏に燃えて、永遠に美しく...・・・色々あり過ぎ
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実はこの映画は脇役のキャストも凄いメンバーを揃えています。
とりあえずジュリアン・ムーアの優しい夫を演じているのがジョン・C・ライリー。脇役が多い俳優で色々な映画で見かけますが、個人的には彼が主演をしていてポール・トーマス・アンダーソン監督のハード・エイトは僕の好みです。ちょっと変わった映画が観たいと思った時にはこの映画を思い出してみてください。
そして今回は凄いと思ったのがエイズに侵されてしまっている詩人を演じたエド・ハリス。あらゆる映画に出演しているように感じます。悪役が多いですが、デヴィッド・クローネンバーグ監督のヒストリー・オブ・バイオレンスが良い感じです。しかし、インパクトは今回の映画です。本当にエイズに罹っていると思いました。
他にも有名な脇役の人はたくさん出演していましたが、とりあえずはここまで
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