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シリーズ1作目のダイ・ハードは最高に面白くて、ダイ・ハード2は少しだけ面白くて、サミュエル・L・ジャクソンとジェレミー・アイアンズという超大物俳優を加えた豪華キャストによるダイ・ハード3は、キャストを豪華にした分つまらなくなってしまった

だいたいダイ・ハード3にいたっては、アクションよりもナゾナゾのやり取りの方が目立ってしまうという皮肉な結果。しかもそのナゾナゾのレベルすらも一休さんのとんちレベルよりも低いかもしれないと思われるアホらしさだ。この調子だとダイ・ハード4.0も完全に期待出来ない・・・と思ってたら意外にも現代にマッチした非常に面白いレベルの映画になっていた

さてこの12年の間にアメリカ社会における大きな変化とは何か?とくにその間の大きな出来事として9.11の同時多発テロ事件がある。それまで一度も自国が戦場になった事が無く、世界をあらゆる面で牽引してきたアメリカは、俺たちに逆らう愚か者はこの世に居ないと思っていた。
ところがあのテロ事件の結果、アメリカ人は自分たちが思っているほど強い存在でも無ければ、攻撃されたらいかにモロイかを思い知り、アメリカを守るためにはコンピューターの発達、管理が欠かせないとハイテクに更なる力を入れるようになる。そしてアメリカ国家の防衛のためだけのハイテクだけでなく、あらゆる日常生活におけるライフラインにおいてもコンピューターの管理が進む社会になってしまった

そんなコンピューターが発達すれば、映画に登場する悪役や脇役も自然にコンピューターに詳しい人物として描かれるのは時代の流れだが、この映画の主役であるブルース・ウィリス扮するジョン・マクレーン刑事だけは、この12年間においてコンピューターについては全く何も学ばなかった。しかも、パトロール中の仕事の最中でもデート中の娘の事が気になって仕方のない見た目が厳つい頑固親父そのもの。もしも僕が付き合う彼女のお父さんが、こんな怖そうな人ならばサッサと身を引いてしまう

今回そんな頭の固いアナログ人間であるマクレーン刑事が対決するテロリストが、コンピューター社会の現代にピッタリのハイテクを駆使してアメリカ合衆国を壊滅に陥れようとするサイバーテロ犯。いつもは『俺はどうしてこんなに運が悪いんだ』とぼやきながらも、どう考えても大ピンチの時には異常なほどの強運を発揮して助かっているように思えるマクレーン刑事。そんな彼でも流石にハイテクの前には成す術も無くやられてしまうのかと思いきや、持ち前の強運は更に際立ち、ハイテクでは予測不可能の反撃に撃って出るのには心の底から驚いた。マクレーン刑事を見ていると、とにかく諦めないことの大切さがよくわかる

そしてそんなアナログ人間であるマクレーン刑事が偶然にも助けることになり、一緒に協力してテロリストに立ち向かう相棒が、コンピューターオタクの青年という自分とは全く相反するタイプの人間。この2人の世代間ギャップの食い違いが、抜群のユーモアに溢れていて大いに笑える。そして、長時間一緒に居ることによって次第にお互いが理解し合っていくというスタイルが王道ながらも感動的だ。
最初はコンピューターオタク青年ならではのひ弱さが、マクレーン刑事にもまれて、たくましくなっていく姿も大いに共感できる。その割にマクレーン刑事の方のコンピューターに対する理解度の低さは相変わらずだが、その辺りはご愛嬌で済ませることができる。
マスコミの捏造、拝金主義、コンピューター社会等に対する批判的メッセージを感じさせられるシーンはあるが、そんな小難しいことはどうでもよく、とにかく派手なアクションが楽しめるダイ・ハード4.0を紹介します

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ワシントンD.CのFBIサイバー犯罪部のコンピューターが何者かに不正アクセスされてしまう。事態を重くみた副局長のボウマン(クリフ・カーティス)は、ハッカーリストからニュージャージー州に住むマット(ジャスティン・ロング)に目を付ける。
ニューヨーク市警のマクレーン刑事(ブルース・ウィリス)は別れた妻の娘であるルーシー(メアリー・エリザベス・ウィンステッド)に会いにニュージャージー州まで会いに来るが、露骨なまでに嫌われる。
そこへ上司からマクレーン刑事(ウィルス)にマット(ロング)を無事にワシントンD.Cまで連れて帰るように仕事を押し付けられてしまう。
マット(ロング)のアパートを訪ねたマクレーン刑事(ウィリス)だったが、謎の一味から銃撃されてしまう。難とかマット(ロング)を連れ出し、ワシントンD.Cにたどり着いた2人だったが、彼らがそこで目にした驚くべき光景とは?・・・アメリカを守るためにサイバーテロ犯と戦うマクレーン刑事の大活躍ぶりは映画を観て下さい


超ド迫力のアクションシーンが繰り広げられますが、 個人的にはF-35戦闘機がミサイルを発射してしまうシーンには大笑いしてしまいました。しかし、テロリスト集団のボスが大して目立たずに、その部下の異常な格闘能力の高さには驚きました。少々のツッコミどころも全く気にならない、久々にスカッとした気分になれた映画です

ちなみに主演のブルース・ウィリスは今さら説明のする必要の無い大スター。なんだか同じような役ばかりやっている気がしますが、微妙にスタイルを変えてくるところは俳優として実力を持っていると思います。個人的には同じ刑事役でもダイ・ハードシリーズにおけるタフガイスターとは全く違い、ヨボヨボのおじいちゃんみたいな刑事役が見ることが出来る16ブロックはお勧め。
他に出演陣ではFBIの真面目な副局長を演じたクリフ・カーティスは有色人として、ハリウッドで貴重な存在らしく色々な映画で見かけます。特に印象的なのは鬼才ダニー・ボイル監督のSF映画であり、真田広之も出演していたサンシャイン 2057。ホラーと哲学を融合したような作品ですが、ちょっと変わったSF映画を観たい人にはお勧めしたいです


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