褒めまくる映画伝道師のブログ

映画の記事がメイン。自己基準で良かった映画ばかり紹介します。とにかく褒めることがコンセプトです。

競馬 京都金杯予想 今年の武豊は気合いが入っているね

2010年01月05日 | 競馬予想
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 去年の武豊の成績は散々なものだった重賞もあまり勝てていないし、しかもずっと守り続けていたリーディングジョッキーの座を明け渡すという、信じられないような出来事がこれは事件だ
 しかもジャパンカップにおけるウオッカの乗り替わり
 まさに屈辱に一流ジョッキーとしてのプライドにも傷が付いた一年間だっただろう
 しかし、今年は今まで以上に気合いが入っているのがわかる今回の京都金杯に厩舎サイドに自らスマートギアを使ってくれという、プライドを捨てての売り込み
 今年はスタートダッシュを決めて、リーディング独走状態で、そして大レースでも勝ちまくり今年はこの男から目が離せない
 それでは馬印と各馬のコメントを述べよう
 ◎ 5 スマートギア
 ▲14 ドラゴンファング
 ▲16 フィールドベア
 △ 2 ティアップゴールド
 △ 6 ヤマニンエマイユ
 △10 グッドキララ
 △13 タマモサポート
 × 3 クラウンプリンセス
 × 7 ライブコンサート

 人気しそうで要らない馬
 12 マイネルファルケ

 僕の本命は前述した武豊騎乗の5番のスマートギア
 追い込み脚質の馬だけに展開に恵まれずに勝てないことが多い馬だが、後方に控えたら確実に追い込んでくる
 しかし、毎年京都金杯といえば、京都の開幕週の馬場ということもあり逃げ馬の活躍が目立つが、今年はペースが速くなりそうなだけに外から差してくる馬にも出番がありそうしかし、この馬は長い距離を使われる事が多いから、ハイペースの展開が果たしてこの馬の瞬発力にどう影響するかもしかしたら、忙しすぎて合わなかったという結果も考えられるが、ここは武豊の意地がかかっているそして、重賞を勝てる馬ということを武豊が言っているここはついにその時が来たと考えて良いだろう

 単穴には2頭挙げよう
 まずは14番のドラゴンファングを挙げる前走の阪神Cはスタートが良すぎて逃げる形になってしまったが、ハイペースで飛ばしたわりにゴール前まで粘っていた今回は外枠でもあり、スタートが良くても他に逃げたい馬が2頭ほどいるから。逃げ争いをしている馬の直後で折り合えると思う
 1,400Mに好成績を収めているが、京都の開幕週の馬場で平坦コースならたとえ前走より距離が200M延びても、折り合いさえつけば問題ないスマートギアの追い込みを何処まで凌げるか
 それと昨年の関西のリーディングトレーナーの矢作厩舎去年の年末の勢いを都市始めに良い感じで持ち込んできたね

 もう1頭がすでに重賞ウィナーである16番のフィールドベアを挙げる前走の阪神Cはレースになっていなかったので度外視できる
 折り合いがスローペースでは付かないので、今回のように速いペースになりそうなのは大歓迎大外枠もそれほど心配しなくても良いと思うGⅠレースでは力が足りないが、GⅢのメンバーなら当然このメンバーなら勝ち負けする能力はあるチャンスありだね

 勝つのは厳しいが2着なら可能性のある馬を挙げよう
 まずは2番のティアップゴールドを挙げる前走はスローペースに嵌ってしまったし、1800Mよりも1600Mの馬休養後は不甲斐ない成績が続いているが、今回は53キロ斤量に京都外回りコースにおいて内枠は良いだろうスタートの悪い馬だけれど、ペースは遅くならない最内を突っ込んで2着に食い込む可能性はある

 次に6番のヤマニンエマイユを挙げる前走のファイナルSはスローペースの流れをよく追い込んできたその時と同斤量の53キロで今回は出走できるし、相手は協力になるが展開の恩恵は受けそうだここは2着に追い込んでくる可能性はあるとみた

 次に10番のグッドキララを挙げる前走の阪神Cは逃げると思っていたが、最後方からのレース着順は6着だったけれど、ラストの上がり3ハロンはメンバー最速の34.6秒を記録この前走の経験が今回に表われる可能性は充分にある斤量も53キロと前走より4キロ減はかなりの好材料ちょっと馬込みを突っ込んでくるのは厳しそうだけれど、スマートギアと一緒に外から伸びてくるかも

 次に13番のタマモサポートを挙げる去年の京都金杯の覇者今年も期待を持てるが、去年とは勢いが違うからね今年はこの勢いの無さがもっと強く推せない理由しかし、京都コースは良いし今年も折り合いは付けやすいメンバーだしかも前走は休養明け緒戦だということを考えたら、叩き2走目の今回は走り頃2着になら来ても不思議ではない

 それでは三連単の端っこ(3着)に来ても驚けない馬を挙げよう
 まずは3番のクラウンプリンセスを挙げる残念な事に夏ごろまでの勢いがすっかり無くなってしまったかのようなここ2走だが、前々走のスワンSの1,400Mはこの馬に合わないし、前走の2,000Mもこの馬には長かった
 今回の1,600Mはこの馬にはベストの距離しかも流れも味方しそうだね末脚は良い馬だから3着ぐらいには突っ込んできても驚けない

 もう1頭が7番のライブコンサートを挙げる最近の成績は寂しいものがあるが・・・しかも、休み無く使われているだけに大幅な変わりは見込めない気がするが、確かにここ2走は相手が強力だった事もある今回のメンバーなら3着ぐらいには押さえておきたい安田記念で5着に入った馬だし、マイルCSも9着とはいえ、勝ち馬のカンパニーと0.5秒差なら悲観するほどでもない3着にはマーク

 人気しそうで要らない馬について
 12番のマイネルファルケマイルCSで2着だった馬なだけに、当然ここは人気するだろうしかし、そのマイルCSは展開に恵まれ過ぎ楽な単騎逃げに持ち込めば、勝つ可能性まであるが流石に今回はマイネルレーニアという逃げにこだわる馬もいるから、そんな簡単な楽な逃げは望めそうにないならばここは斬ってしまう

買い目 三連単フォーメーション
 1着 5
 2着 2、6、10、13、14、16
 3着 2、3、6、7、10、13、14、16

買い目 三連単フォーメーション
 1着 14、16
 2着 5
 3着 2、3、6、7、10、13、14、16   合計56点

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競馬 中山金杯予想 今年最初の重賞!

2010年01月04日 | 競馬予想
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 今年最初の重賞である中山金杯だけれど、ここを的中させて今年の僕の初笑いといきたいね
 しかしそれにしてもショボイメンバーだね
 しかもペースもスローペースになりそう差し馬にはつらい展開になりそうだけれど、内から突っ込んでくる馬には注意したいねそれにやっぱり逃げ、先行タイプの馬には要注意だ
 それでは馬印と各馬のコメントを述べよう
 ◎ 4 アクシオン
 ○15 サニーサンデー
 ▲ 1 マイネルグラシュー
 ▲ 5 ゴールデンダリア
 △ 3 ブルーマーテル
 △12 トウショウシロッコ
 △14 デルフォイ
 ×13 アスクデピュティ
 ×16 レオマイスター

 人気しそうで要らない馬
 8 ヒカルカザブエイ

 僕の本命馬は4番のアクシオンを挙げるちょっと前走の鳴尾記念が非常に強い内容しかもけっこうメンバーが揃った一戦だったが、内容は完勝だった7歳にしてはブランクがあり出走数も少ないし、しかもこの馬は菊花賞では、あのメイショウサムソンと差の無い4着だったことを思えれば、復活すればかなりの出世が見込めた馬ここはハンデ戦で57キロのトップハンデを課されたが、この馬が持っている能力はGⅠ級スムーズに流れに乗れれば圧勝するか

 対抗には15番のサニーサンデーを挙げる前走の福島記念は休養明け、初の古馬相手と厳しいハードルを難なくクリア
 しかもハイペースを2番手で追いかけて、他の馬をねじ伏せる強い勝ち方確かにその時は51キロの斤量に恵まれたにしても、自力で勝ったところに非常に意味があるここはそれほど速いペースになるとも思えないので折り合いが心配だが、ここは斤量の54キロは恵まれたし、勝っても不思議ではない

 単穴には2頭挙げよう
 まずは1番のマイネルグラシューを挙げる恐らくこの馬が逃げるだろうこのメンバーなら平均より遅いペースで逃げる事も可能だしかも、前走は57キロで逃げ切ったが、今回は53キロ前走よりも4キロ減の斤量は良いだろう展開的にここは勝つ可能性まである

 次に5番のゴールデンダリアを挙げる前走はウチパクが折り合いに専念し過ぎて、スローペースに嵌ってしまった今回は前回に引き続きウチパクが乗ってくるだけに前走の経験を活かして、ある程度は好位でレースを進めると思う
 そして、前走は負けたとはいえあの大外からの末脚は強さを見せたかつ可能性を考えておいた方が良いだろう

 されでは勝つのは厳しいが2着ならあるかもしれない馬を挙げよう
 まずは3番のブルーマーテルを挙げる
 前走はちょっと頼りない内容で、しかも格上挑戦となる今回は厳しい戦いになるだろうしかし、前走は57キロを背負わされていたが今回は52キロでの出走しかもこの内枠なら立ち回り次第では2着なら来る可能性はあると思う

 次に12番のトウショウシロッコを挙げる一戦ごとに良かったり、悪かったりで今回は良い方の順番だこのメンバーなら力は上位の方だが、相手のレベルが低くても勝てない馬しかも中山コースは合っているここは2着に来る実力は持っているしかし、今回は末脚を活かすレースをすると思うが、展開はきびしいだろうでもこのメンバーなら2着にマークする必要があるだろう

 次に14番のデルフォイを挙げる今回は休養明けだが、調教の量は足りているし、内容も良いねしかも、兄はシックスセンスという血統からも注目の馬休養明けでいきなり重賞というのも厳しいものがあると思うが、素質は良いものを持っていると思ういきなりその隠れた素質を今回見せ付けるかもしれないが、ちょっと勝つのは厳しいかな
 
 それでは三連単の端っこ(3着)ならありえる馬を挙げよう
 まずは13番のアスクデピュティを挙げる最後は必ず末脚を活かして追い込んでくる馬前走のSターコイズは、開幕週の馬場で、出遅れて最後方からのレースのわりによく追い込んできた方だと思うしかもこの馬は前走の1,600Mよりも今回の2,000Mの方が良い
 今回は展開も厳しいだけに、少し足りないと思うが3着になら突っ込んできても驚けない

 もう1頭が16番のレオマイスターを挙げる最近は掲示板には載るようになったこの大外枠も良い材料では無いし、福島に好成績が集中しているのも気になるしかし、この馬も重賞ウィナーだからね前走も重賞で5着に来ているし、ここらへんで3着ぐらいに突っ込んでくることもありえるかなはっきり言ってアクシオン以外のメンバーは不安要素が多いからね3着なら来る可能性あると思う

 人気しそうで要らない馬について
 8番のヒカルカザブエは斬ってしまいたいね最近は長い距離を使われているから、今回の2,000Mはどうなのかな今回は最後方からのレースになる可能性が大しかもスローペースが予想されるだけに、いくら横山ジョッキーでも、今回は自信を持って斬れるね

買い目 三連単フォーメーション
 1着 4
 2着 1、3、5、12、14、15
 3着 1、3、5、12、13、14、15、16

買い目 三連単フォーメーション
 1着 1、5、15
 2着 4
 3着 1、3、5、12、13、14、15、16

買い目 三連単フォーメーション
 1着 15
 2着 1、3、5、12、14
 3着 4                        合計68点

 京都金杯は明日の午前中には予想します

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映画 わらの犬(1971) 人間の本質は暴力に支配されているのかな?

2010年01月02日 | 映画(わ行)
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 僕が観た映画の中で1番好きなアクション映画は、ワイルドバンチまさに死にゆく男の美学を感じ、そしてあの銃撃戦こそバイオレンスの美学を感じる残念ながら今DVDとしてレンタル及び発売されているのは、公開時よりも長くなっていて、少しバイオレンスが薄められたような情緒的なシーンが付け加えられているのが残念
 しかし、いずれにしろ僕の1番好きなアクション映画としてワイルドバンチを挙げざるをえない
 監督はサム・ペキンパー僕は彼の映画は好きだし、印象深い映画もたくさんあるアクション映画としては、ゲッタウェイガルシアの首は、流石にアクション映画として抜群に面白い
 そして彼の映画にはワイルドバンチにも見られる時代の終焉を感じさせる映画もある
 例えばワイルドバンチにおいて、正義である保安官が悪人を倒す理想にあふれた西部劇が主だったが、この映画には善人は出てこないはっきり言って悪党ばかりだが、悪党同士の戦いを描くことによって、アメリカ人が理想とするヒーローが主人公の西部劇像を崩すことによって以降は主人公が完全なヒーロー像の西部劇が撮られなくなった
 他にもジュニア・ボナーでは、滅びつつあるロデオに対する想いが描かれていたし、砂漠の流れ者/ケーブル・ホークのバラードでは、西部劇ではあるがそこには馬が交通手段ではなく、車が交通手段になりつつある西部劇の終りを告げる時代を情緒豊かに描きあげた
 そして、今回紹介するサム・ペキンパー監督わらの犬は、人間の本質である暴力性を垣間見せる映画
 主演はまだ若いダスティン・ホフマン今や伝説的名優の域に達した感もするが、さすがにこの映画でも、彼らしい演技を見ることができる
 だいたい彼の持ち味はどこか暖かいイメージを感じさせる役が多いしかし、この映画での彼はどこか気持ち悪い恐怖を感じさせる
 それではわらの犬を紹介しよう
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 数学者のデイヴィッド(ダスティン・ホフマン)は、暴力事件が多発するアメリカを逃れて、妻のエイミー(スーザン・ジョージ)の故郷であるイギリスの田舎に引越ししてきた
 彼はひっそりとした田舎で数学の研究に没頭したいと思っていた

 そして彼ら夫妻の家を修理してくれる人の中に昔エイミー(ジョージ)と関係のあったヴェナー(デル・へニー)がいた
 ヴェナー(ヘニー)を中心にした修理人たちの目はエイミー(ジョージ)を嫌らしい目つきで彼女を見ていた
 エイミー(ジョージ)は夫のデイヴィッド(ホフマン)にヴェナー(ヘニー)たちの修理人たちを解雇するようにお願いするが、平和主義者のデイヴィッド(ホフマン)は彼らを追い返す事が出来なかった
 ある日、修理人たちはデイヴィッド(ホフマン)を誘って、鳥の狩猟に出かけたしかし、デイヴィッド(ホフマン)が鳥の狩猟に一生懸命になっている隙に、ヴェナー(ヘニー)たちは、1人で家で待っていたエイミー(ジョージ)を強姦する
 
 数日後にデイヴィッド(ホフマン)とエイミー(ジョージ)の夫妻は教会での、パーティーに参加する
 その場にはヴェナー(ヘニー)達もいたエイミー(ジョージ)にはあの日の強姦された日が脳裏に浮かんできたパーティーからデイヴィッド(ホフマン)とエイミー(ジョージ)は抜け出す
 しかし、ちょうどその時事件が起きたパーティーに参加していた精神薄弱で以前に少女を強姦した罪で刑務所に入っていた男が、少女の誘惑にのって、パーティーを抜け出し、2人だけで納屋の方へ向かった
 しかし、この精神薄弱の男と少女がパーティーを抜け出すところを見かけた少年がいたこの少年は父親のトム(ピーター・ヴォーン)に、このことを言うと、トム(ヴォーン)は怒り狂って精神薄弱の男と少女を探しに出かけたそして精神薄弱の大男はトム(ヴォーン)の叫ぶ声に動揺して、誤って少女の首を絞めて殺してしまう
 事の重大さに気付いた精神薄弱の大男は濃霧で視界の見えない中道路に飛び出すと、ちょうどその時にデイヴィッド(ホフマン)とエイミー(ジョージ)の乗った車にはねられて重傷を負ってしまう
 デイヴィッド(ホフマン)は車ではねてしまったこの精神薄弱の大男を家に連れて帰ろうとするが、エイミー(ジョージ)は反対するが・・・
 デイヴィッド(ホフマン)は病院や酒場など手当たり次第にこの精神薄弱の大男を助けるために電話をしまくるが、トム(ヴォーン)は精神薄弱の大男がデイヴィッド(ホフマン)の家にいることを知り、トム(ヴォーン)はヴェナー(ヘニー)や数人の男を連れて、デイヴィッド(ホフマン)の家にやって来た
 精神薄弱の大男を家から出せば、襲撃しないと言うトム(ヴォーン)に対して、エイミー(ジョージ)は精神薄弱の大男を家から追い払おうとするが、デイヴィッド(ホフマン)はその申し出を断り、トム(ヴォーン)達に対して話で解決しようし、さらに少佐が家に来るのを待つが、トム(ヴォーン)が率いる若者たちはついに家の中に踏み込んできたしかも、駆けつけた少佐はトム(ヴォーン)に撃ち殺される

 ついにデイヴィッド(ホフマン)は、家に侵入してきたトム(ヴォーン)や若者たちと戦いを繰り広げることになるが、戦っている最中にデイヴィッド(ホフマン)は自分の中に潜んでいた暴力性に気付く事になり・・・続きは映画を観てください

 ベトナム戦争によるアメリカの敗戦を経て、アメリカの国民は何を信じたら良いのかわからなくなってきた時に、アメリカも楽天的なハッピーエンドな映画ばかり作る事に現実性があまりにも無くなって来た
 そんな時に登場してきた、代表的な監督がサム・ペキンパー
 そして麻薬、暴力、そしてダーティー・ハリーに代表されるようなどちらが悪かわからないような刑事が誕生してきたまさにこの流れこそニューシネマと呼ばれるアメリカ映画の幕開けになる
 そして、このわらの犬も、ニューシネマに入る映画
 もはや、暴力には暴力で対抗するしか方法が無いかのようなこの映画には、ジョン・ウェインのような正義の保安官が町を守るというようなヒーロー像は夢物語であることを、ニューシネマと呼ばれる映画の名作が1970年初頭から次々と作られてくる
 
 実はこの映画を観るのは2回目最初観た時はこの映画に対してどのような感想を持ったのか忘れてしまった
 今回改めて観ると、この映画は暴力性の本質を描いた映画だということに気付くそして、日本は平和だと叫んでみても、もはや笑い話になってしまうし本当に日本はアメリカやヨーロッパ各国の後を追って、暴力、麻薬に犯された国になってしまったと言ってもいいと思う
 それにしてもダスティン・ホフマンサム・ペキンパーの組み合わせは、食い合わせが悪いと思うのだが、ダスティン・ホフマンの暴力性に目覚めていく様子は気持ち悪さを感じさせるし、流石は名優と呼ばれるだけのことはあるね
 ちなみにタイトルのわらの犬の意味は老子の言葉から引用されていているようです

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映画 過去のない男(2002) とってもユーモラス、人生は前にしか進まない

2010年01月02日 | 映画(か行)
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 去年の大晦日は、クリント・イーストウッドグラン・トリノを観て映画は締めました
 やっぱりこの映画は凄いと改めて思う未見の人は絶対に観てくださいねクリント・イーストウッドの映画で伝えるメッセージ性は黒澤明を超えたのかもしれないそして、昨日というより今年の映画を観た最初の映画はヴィム・ヴェンダース監督パリ、テキサスまさに家族愛の伝わる名作また後日レビューします実は去年に記事に出来なかった映画がまだたくさんあります観ても記事にアップしない映画もあるのですが、残念ながら色々紹介したい映画もあります。
 そんな去年観た映画ではありますが、今回はフィンランドの映画でアキ・カウリスマキ監督過去のない男を紹介します
 しかし、みんなはフィンランドの国からどんな事を想像できるのかな
 ちなみに僕は昔オランダのサッカーの強豪チームのアヤックスに所属していたヤリ・リトマネンの印象しか思い浮かばなかったのだが、けっこう世界的なミュージシャンを輩出しているし、この国もヨーロッパ各国と同様に世界大戦において悲劇的な歴史を持っている国みたいだそして少なからず、日本の政治と少し関係もあるようだそして今回この紹介する映画監督のアキ・カリウスマキ監督は、僕が知らないだけでかなり日本でも認知されている映画監督彼の名前を聞いたのは、僕がよく拝見するブログのヨーロッパ映画通信で初めて聞きました
 そして、今回あまり僕自身馴染みのないフィンランドの映画過去のない男であるが、実は物凄く面白い映画
 もしかしたら笑いはジム・ジャームッシュ作品と似ているかもしれないそして時々日本の歌が流れていたりするところからも、結構日本人にも気に入る映画に入ると思うそれと小津安二郎の映画感覚と似ているね特にローアングルな描写が、小津映画(東京物語、晩春など)にイメージがダブる
 それでは過去のない男を紹介しよう
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 1人の男(マルック・ペルトラ)がヘルシンキにやって来た彼は夜ベンチで寝ていたが、なんと暴漢達にバットで殴られてしまう
 彼は瀕死の状態で駅のトイレにかけこみ、病院に運ばれるがやがて脈が止まり、医者が死亡を宣告して部屋を出て行くが、その瞬間に男(ペルトラ)は奇跡的に起き上がるここまではホラー映画かと思ったけれど・・・


 やがてこの男(ペルトラ)は病院を抜け出し、川岸で眠っているところを子供たちに発見されるやがて、彼はその子供たちの両親のところへ連れて行かれるが、この男(ペルトラ)は暴漢に襲われた事によって記憶喪失になっていた
 身分を証明するものも、持って来た道具も暴漢達に奪われてしまっていた

 やがてこの男(ペルトラ)は住む家を借り、そして生活苦にあえいでいる人達を助ける救世軍で働いているイルマ(カティ・オウティネン)という女性と恋に落ち、やがて2人はお互いを愛し合うようになる
 まるでお互いが初恋のような初々しさだが、どちらも見かけは既に50歳代のおっさんとおばさん

 今まで頑なに心を閉ざしていたこの男(ペルトラ)だったが、次第に音楽パーティーを開いたり、仕事に頑張ったり何気に、あらゆる人に心を開き、行動も積極性が出てくる
 ある日、彼は銀行に向かうと銀行強盗に巻き込まれてしまう銀行強盗と一緒にこの男(ペルトラ)も一緒に警察へ連れて行かれるが、彼も警察から銀行強盗扱いされてしまう過去の記憶がまるで無いし、身分書も無いから不振人物に思われてしまったのだ
 やがてこの事件をきっかけにこの男(ペルトラ)の記事が新聞などで紹介されるこの男(ペルトラ)の正体がわかり、実は結婚していた
 彼は結婚しているのでイルマ(オウティネン)と悲しい別れを迎えることになり、そして自分の本当の家に帰ってきて妻と会うのだが・・・続きは映画を観てください

 この映画はラブロマンス映画に入れて良いと思うのだけれど、別に美男美女が出ていなくても、決してこう言っては悪いが、大して男前でもない50歳過ぎのおっさんと、美人でもないこちらも50歳を超えているような感じのおばさんでも恋愛映画は成立するんだね
 最初にこの男が暴漢に襲われる映画は、最初は非常に重たい映画かと思っていたら、実は飄々とした笑いのある映画この笑いがジム・ジャームッシュ監督映画に通じる部分がある
 そして、日本の音楽が流れているのには吃驚するね聞いたことが無い音楽だと思っていたけれど、クレイジーケンバンドの音楽が使われている
 このように洋画の中に日本の音楽が流れているとビックリするときがよくあるね
 そしてこの映画にはラストシーンには過去よりも、これから生きていく人生を頑張れというメーっセージを受けるまさに今僕が必要としている事がこの映画では描かれていて、ユーモアの中にあるこの応援エールをしっかりと受け止めたいね
 しかし、アキ・カウリスマキ監督の映画を今年は何本も観る機会が増えそうです
 当然お勧めの映画です

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私生活 あけましたおめでとうございます

2010年01月01日 | 私生活
 あけましておめでとうございます
 今年もよろしくお願いします
 皆さんは昨年はいかがお過ごしだったでしょうかちなみに私は去年は最悪の年でしたまるで悪夢を見ているような感じ

 去年は大怪我をしてしまい、入院生活しかも、会社を偉いさんから辞めろと言われ、そのまま辞めてしまうことに
 未だに怪我をしていて、楽しみなゴルフもまだ出来ない状態寒いと怪我をした部分がどうも痛み出したりしています
 骨だけでなく筋肉もちょっとおかしいような感じ・・・
 
 しかし僕の中では去年は最悪だと思いつつも、ラッキーな一年でもあった
 なぜなら、今年も生きることが出来たんだという思いがあるから僕は今38歳だけれど、実は高校生の時から変な人生観があって、自分の人生を10年間単位で考えている
 どういうことかと言うと、高校生の時に何故か自分は20歳まで生きられないのではないかと思っていたとにかく20歳を目標に生きよう
 そして20歳を無事に迎えたときは、今度は30歳まで頑張って生きようと思った
 そして、30歳を迎えて40歳まで頑張って生きようと考えていた正直なところ、今までも40歳まで生きようという思いが、自殺したいという思いを振り払う信念になっている感じの時が30歳を過ぎてから何回もある
 そして今年はちょっと運が悪ければ、即死していたような事故を自分の不注意で起こしてしまった
 今こうしてブログを書けることに喜びを感じている今年は入院期間中はブログを更新できなかったけれど、とりあえず40歳まで、あと1年と少し生きることが出来るように祈っている
 
 事故の事を考えると、今でもゾッとするそして、その事がきっかけに会社を辞めるようになるとは・・・
 しかし、幸いな事に最近は発作もおきない仕事からのプレッシャーから解放されているからかもしれない
 そう思うと今は精神的なことも含めて、リラックッスできているのだと思うそのように考えれば、今生きている事がラッキーだと感じるし、また精神的な発作が起きない事は今の会社を辞めて良かったのかも知れない確かに会社の人に迷惑をかけた事については、すっきりしない気分もあるのだが・・・

 毎年、今年の目標を計画するのだけれど今年は事故を起こさないように、そして病気をしませんように
 そして、僕は今、会社を辞めて青春時代に戻ったようだ
 最近ランニングをしているのだけれど、走っているコースを今のところ最高3周しか出来ないけれど、せめて5週できるように頑張りたいね

 そして競馬の目標だけれど去年は残念ながら的中率20パーセント回収率200パーセントをクリアできなかった
 今年は的中率は15パーセント、回収率は200パーセントを目標にしたいね

 そして今年ももっと色々映画を観たいね映画を観るペースの方が早くて、映画を観ても全部の記事をアップ出来ていない今年は映画に関しては、色々なジャンルの映画を観ることが出来てよかった特にヨーロッパ映画の奥の深さを感じる一年だったように思う
 まだまだたくさんの見ないといけない映画があるから、今年も良い映画をたくさん観たいねそして、良い映画をもっとたくさん紹介できればいいなあと思っています

 他に今年はゴルフを10回はラウンドしたいねちょっと冬はどうも怪我をした箇所が毎年つらくなりそうだけれど、暖かくなったらゴルフコースに出たいねスコアの目標は・・・ちょっと今の状態では目標の立てようが無いけれど、とにかくゴルフが出来る体にはしておきたい

 仕事の目標は去年はクビにならないことと書いて、クビ同然で辞めてしまったことに今思うと吃驚することもあるけれど、徐々に自分の本当にしたい仕事を出来るようにスキルアップさせて、再来年からは年収・・・これは再来年の目標は来年に立てればいいか

 毎回拙い文章で非常に読みにくいと思うのだけれど、今年もよろしくお願い申し上げます

 
 
 

 
 
 
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