しげるの自遊学

自由に遊び、自由に学んで生涯現役。
ソプラノの森岡紘子さんを一人のファン
として応援しています。

勧善懲悪

2005-05-30 21:24:27 | Weblog
肌寒い一日でした。今日は頼まれているホームページの手直しをやったり、新しい一眼レフ・デジカメの操作を練習したりで一日を過ごしました。雨が降ったりすると、なんとなく気分も沈みがちで、ついつい一日中家で過ごしてしまいます。

「定年後の夫婦の暮らし方」というのもなかなか難しい問題のようです。なにしろ、男の定年後は夫と妻が朝から晩まで顔突合せ暮らすようになるのですから、ある意味しんどいことではあります。テレビでもそのような問題を取り上げている番組があるようです。若い時ならいざ知らず、男と女の関係は難しいですね。幸か不幸か、我が家にはこのような問題は無縁のようです。今日は○○の会、明日は○○の会、まあよくいろいろな行事が続きますね。(これ妻の話)お互い助かります。

雨の一日、見るとはなしにテレビ見ていて、驚いたことがあります。まあなんと時代劇の番組の多いことよ。

10:30 暴れん坊将軍(再)  松平 健
12:35 長七郎江戸日記(再) 里見浩太朗
16:00 水戸黄門(再)    西村 晃
19:00 名奉行大岡越前   北大路欣也
20:00 水戸黄門       里見浩太郎

いゃー驚きました。これではまるで朝から夜まで時代劇ばかりでないですか?筋道は大体「勧善懲悪」で、しかも主人公が滅法強いときてますから、見ていて安心ですね。くだらないと思いながらも、手を休めてついつい見てしまいました。でも、一体なんでこんなに時代劇の番組が多いのですか? 制作材料がない? それとも視聴率がよくてスポンサーが喜ぶから?テレビという一方通行のメディア、考えてみれば影響が大きいです。あらためて実感しました。 

故郷は美しきかな

2005-05-30 09:18:27 | Weblog
このところ旧日本兵生存のニュースがテレビや新聞を賑わしています。戦後60年、これが真実とすれば驚愕のニュースです。横井元伍長はグアムで27年、小野田元少尉はルパング島で29年生きながらえて帰国されました。あの時のニュースは本当に驚きでした。今回は、姿を見せない仲介者、武装勢力が金を要求しているとか、いろいろな話が憶測を呼び、このニュースの信憑性はさだかではありません。

この話、どのように決着が着くか分かりませんが、私は十分にあり得る話だと思っています。日本人の資質を考えれば、60年異国の地で耐え忍んで生きてきたとしても不思議でない気がするのです。飲み水や食べ物はどうやって手に入れたのだろう。毎日、何を信じて生きてきたのだろう。故郷の父母を想い、美しい日本の山河を想い、日本のある北の方向へ手を合わせ、帰れる日が来るのを信じて生きてきたのに違いない、私はそう思っています。私もあと2、3年早く生まれていたら、私もこのような運命を辿ったかもしれない。

「ビルマの竪琴」という映画がありました。原作=竹山道雄、監督=市川 昆。おびただしい日本兵の白骨を見て、彼らの霊を慰めるため、あの地(ビルマ=現ミヤンマー)にとどまり、僧侶になった話です。