しげるの自遊学

自由に遊び、自由に学んで生涯現役。
ソプラノの森岡紘子さんを一人のファン
として応援しています。

テンション民族

2007-02-16 08:03:37 | Weblog
 先週末、娘のところから電話があり、週末に家族全員でスキーに出かけるから、留守番を頼むという話でした。孫三人(すべて男の子)のうち、次男がスキーに行けないので、一人残ることになったとのこと。何でもソロバン塾を代表して、大会に出るのだそうです。この話に妻もいささかしぶい顔。(ーー;)

 小学校6年生なのですが、最近、一寸難しい年頃になったようです。いわゆる思春期というのかな?(私にはよく分からない)以前のように、気軽に話が弾むということがなく、さすがの我が妻も、この次男は苦手にしているようで、くたびれるそうです。

 それでも頼まれれば、孫の面倒を見るため出かけて行かざるを得ないようです。一泊して帰ってきての話。

 「晩御飯はなにがいい?」、「なんでもいいです」。二人顔つき合わせての食事より外で食事したほうが気晴らしになるかと思い、「外に食べに行こうか?」、「それでもいいです」。「何を食べたい?」、「何でもいいです」。まるっきり、会話が続かないのですね。近くにファミレスもあるので、誘ったが一向に乗ってこない。「お寿司食べたい?」、「僕はどちらかといえば、小僧寿しがいいです」と、やっとこれで決まり。結局、小僧寿しへ買いに行ったそうです。

 「あいつサッカー部のキャプテンになってから、先生から厳しく云われているみたい。言葉使いに気をつけろって」、だそうです。(孫、三人兄弟の長男の話)それにしても、一事が万事、妻も相当にくたびれたらしい。

 軍国主義華やかなりし頃、日本民族は天孫民族だなどと教えられた記憶があります。天から下って来た民族、即ち神の子というわけです。一時期、この天孫民族をもじって、「テンション民族=Tension 民族=緊張民族の意」と自らを揶揄していました。私なども典型的なテンション民族の末裔かもしれません。緊張しなければ、平素の力が出せるのに、緊張のあまり実力が出せない、そんなことままあります。日本選手はテンション民族なるがゆえに、オリンピックに弱いなどとも云われます。

 そんなことはさておき、自分の孫もやはり天孫民族の末裔なのか、と思いをめぐらす今日この頃です。