枇杷の葉なし

枇杷の生育や、葉・花芽・種のことを日々の生活のなかで書いていく。

祖母への想い

2009年05月31日 | Weblog
 昨夜は雨が降っていた。枇杷葉の焼酎漬け湿布を、此のところ毎晩している。どうも湿気が多い。そのため腰のだるさが消えないのだ。手を当てているだけでも違うが、じっとしてもいられない。湿布がいいのです。

 仕事に行っている間、除湿機はフル回転。帰宅するとかなりの量が溜まっているわ。しかし金は貯まらないのにストレスは溜る。パソコンの調子が悪い。静電気が起きる。今日も、電源入れて既に2時間を経過しての書き込みである。

 帰宅時には、空に上弦の月がかかっていたよ。きれいだねぇ・・・。うっかり見惚れていたらば、出入り口を通り過ぎるところだった。田植が始まるので溝掃除があったらしいね。道の両側が、きれいさっぱりに、刈り込んでいたよ。こうしておかないと、水が流れない。田に水が入らないと、苗が育たない。米が実らない。

 そろそろ蛍が飛んでいるようですね。源氏ほたる、平家ほたるに金蛍がいるようです。ここいらには、金蛍はいない。蛍が飛びだすのは、夕方の6時半頃から、8時頃にかけて。光の乱舞という例えがぴったりの様です。蛍の独特の臭いと、蛙の鳴き声が入り混じる中、畦道を追いかけていた。

 その風景の中には、必ず祖母が居たよ。蚊帳の中に放った蛍の点滅する光に、夢うつつで寝入ってしまった。翌朝起きると蓬の葉に止まらせて、山に還っていくんだから捕まえてはいけない。そう言っていた祖母の目の奥には、戦争で殺された息子への想いが重なっていたのだろうか?蛍 を見ているようで、遙か遠くを見ていた姿が忘れられない。

 淡路田中枇杷。種から芽が出て、苗が育ち、今夏で3年目です。千葉のRさんに送ったのは、この苗木の下の葉を3枚くらい数本から採った。5本ほどですが、とても大きいので普通の葉の3倍はある。30枚ばかり入れてお送りしました。

 この時期には新芽が出て軟らかい葉があるので、硬くてごわごわした葉を採ってください。新芽は夏中繁って、太陽の光を浴びます。秋から初冬にかけて、花を咲かせる準備をするのです。

 剪定は12月から、1月にかけて行ないます。春になると、新芽が吹き出してきます。自然の摂理ですが、なんと合理的なんでしょうね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする