枇杷の葉なし

枇杷の生育や、葉・花芽・種のことを日々の生活のなかで書いていく。

神さまの気紛れ?

2010年08月03日 | Weblog

 今日は風がある。窓を開けていると、カーテンが揺れる。涼しい~ぃ!!孫たちが居るので、扇風機は点けているが、この風はありがたい。なんと心地好いことだろう。私、一人なら暑さも我慢できる。孫たちも、祖母ちゃんとこには、扇風機しかない。とわかってはいても、風があるのと、ないのでは格段の違いだ。神さまは、心憎いことをされるのだろう。

 この季節には、桃やスイカ、まくわうりに葡萄、李にプラムと果物が豊富だ。ブルーベリーもある。そういった果物が格安で食べられる。殆どが家庭で作れる果物で、自然に任せておけば収穫できる。我が家も、ちょっとした土地があれば作れるが、生憎とない。何しろ、所狭しと枇杷葉が植えてあるのだから。

 庭と云っても、猫の額程度の広さ。しかも土が極力悪い。って言うかない。花木店で土を購入しての植え付けで、大体において鉢が多い。従って水遣りに気を使う。或いは、自然の生き物に乗っ取られるのだ。先日来、梔子の葉が日増しに消えていく。手をこまねいていたら、軸だけになった。あ!居る。孫が見つけて指差す。何と、葉の裏側にいて、それも葉の色と同じだから、見つけにくいのだ。

 大人の小指くらいのが9匹いた。手で触って、腫れたら厭なので、虫取り網で捕獲した。この暑さで、幼虫が孵化したらしい。これをそのままにしていたら蛾になる。梔子は枯れてしまう。枇杷葉にも、葉の裏側に点々と、茶色の紙魚を作っている。硬くて大きな葉だ。もったいないので、採ってお茶にした。新芽が芽吹いている。

 夕方出かけるので、少し早めの水遣りだったが、私一人だと見つけられないことが多い。悪戯や突飛な思いつきの孫たちだが、見える範囲が違う。ありがたいこと。夏場の水遣りの大切さは言うまでもない。花の咲くことを想像して、水をかけてやる。人間は、自然の恩恵を想いのほか受けているのだ。と、庭の花木を見渡した。

 ランタナの花。今夏、初めての花です。七変化とも呼ばれるようで、花色が変わります。愛らしい花ですね。

コメント
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