枇杷の葉なし

枇杷の生育や、葉・花芽・種のことを日々の生活のなかで書いていく。

未知との遭遇

2010年08月20日 | Weblog
 先日のこと、揚羽蝶・麝香揚羽が飛んで来た。黒のビロードに緑の横縞模様だ。揚羽蝶はよく見るが、麝香揚羽はチャンスがないと見られない。偶然だった。一瞬のことで、写真を撮る間もなかった。車で移動していて、黒にオレンジの文様のも見たことがある。この時には、揚羽の通り道でもあり、時間もあっていたのか、つかず離れずで飛んでいたのが見れ、その美しさに心を奪われてしまった。

 自然の中で生きているものを見ることも、小さなことにも関心を持てることも、誰かに用意してもらうのではない。自分で調べてみたり、考えたりすることが大切。テレビばかり見ていたりではさっぱりわからない。テレビで見るのとでは大違いだ。肝心なことがわからないし、応用が効かない。快適な環境での空想だけでは、人間は生きられない。いくらシュミレーションをしていても、実際には対応できない。

 旧暦を知っていれば、計画を立てるのに、間違いがない。特に、自分の都合で休みを取った太公望は、国は愚かメダカ1匹釣れません。年寄りの、地元の婆ちゃんの云うことは、聴くもんだ。潮の満干潮に、月の満ち欠けを知らなくて、小魚さえ釣れないのは本当です。旧暦恐るべしです。そういったことも知らなくて、魚屋で買ってくるという定番にも飽きる。太公望が、国を釣ったのも、並々ならぬ情報を集め、的確に分析したからでしょう。日満を待つ。

 中国の、戦国時代の美女の名は、夏姫、妲姫、褒娰。楊貴妃は美人ですが、時代が違うらしい。この楊貴妃は、九尾の狐が化けていて、空を駆けて、日本に来たとかいい、那須の殺生石に封じ込められた、玉藻の前だとか申します。夏姫や妲姫は実際に存在した人物で、褒娰は、黒蜥蜴の化けたものだという説もあるようですね。褒娰は笑わないことで有名でしたが、国王が烽火を上げたところ、鈴を振るような愛らしい声で笑い、その美しさは全てが霞むようだった。と言います。国王は、褒娰を笑わせたい一心で烽火を上げ、国を滅ぼしたそうです。

 女性と言うのは、武器を持たなくても、国を滅ぼしたり、栄えさせたりできるのです。美人というのは、そのくらい頭の回転がよかったらしい。表向きは、男性にさせておき、骨抜きにしてしまう。策略家なんですね。内助の功とか云いますが、真実は、内緒の神ではないかと思える。今となっては遅いような気もしないではないが、戦争には反対です。断固反対します。今の世の中は、意気地なしが多くなった。だから、間違いが頻繁に出てしまう。

 枇杷葉は、真実を写す。体の内面を写す。願わくば、心して、生きるようにすること。昨年は、たくさんの花芽でした。今年は、どうかな?寒さ避けは何でしよう?
コメント
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