枇杷の葉なし

枇杷の生育や、葉・花芽・種のことを日々の生活のなかで書いていく。

一杯でもジュース

2010年08月21日 | Weblog
 小学生の孫は、随分とお祖母ちゃんの駄洒落に染まってきた。今日も、ジュースじゃけどかんで飲まれ。と言うと、噛めん!と答えるので、じゃあ瓶で飲むか。と聞いてやった。すると少し考えていたが、コップで飲む。とにっこりした。いやいや、楽しいです♪連想ゲーム。言葉遊びの面白さです。相手が子どもだから、と侮ったりせずに話すので、わりと難解なことも噛んで砕くように言ってやればいい。と思っている。こういったことは、テレビを観ているだけではわからない。

 星座も、パソコンで検索すれば、即座に季節と時間での配置がわかる。しかし、その時の外の状態まではどうだろう?夜露が降りるのは何時くらい。服装や、観察に必要なことは。これに加わるマナーは。自分一人だけの観測ならいいが、写真を撮っていたり、記録をつけていたりすることもある。公共の場所と、家で観るのとは違う。昔は、2階の物干し台に上がれば観えた星座も、今日日の環境では無理が多い。夜の闇に眼を慣らす訓練。自然の生き物に配慮する心がけが大切です。

 旧暦の七夕が終わると、秋の宇宙の展開になる。頭上に夏の大三角を頂、光は鈍いものの昴が観える。プレアデス星団です。これは、わし座のアルタイルの近くです。東に向かっていくと、更に無数の星の塊が観えます。ヒアデス星団です。この美人姉妹を追うように、冬の宇宙には、オリオン座が現れます。狩人のオリオンは、蠍が苦手ですので、夏分の宇宙には出てきませんが。こと座のベガは光度の基準になっていて、〇等星です。明るさのことです。普通の視力では、6等星まで観えるようです。マイナスがつくと光度は増します。

 白鳥座のデネブには、北アメリカ星雲があって、無数の星が集まっているそうです。(推定5000個)望遠鏡だと観えるでしょう。白鳥の右翼の下には、子狐座があります。天の川の中には、ほんとうにたくさんの星が煌いていますね。その天の川の様子は、ゼウスの妻のヘラが、わが子に乳を与えようとして、零れてしまった。とう曰くがあります。ヘラは、夫のゼウスが浮気者なので、嫉妬深く、冷たい印象を持たれますが、子どもを慈しみ、溢れる愛情を注いだ一人の女性に他ありません。

 こと座のベガの斜め右下に、M57という星雲があります。この星雲を望遠鏡で観れば、ドーナツの形にそっくりなのです。別名リング星雲とも言われています。人間の空想の豊かさも然ることながら、日本の住んで居る位置に依っては、観える星も違ってくる。殆どが、北半球ですが、九州の一部や沖縄に行くと、南半球の星も観えますよ。観測する時に、ちょっと歩けば、ぐるりと観ることができるといいのですが。

 春先に出た枇杷葉は、何とか元気でいますが、この夏に出てきた新芽は、この猛暑にしな垂れてしまった。水遣りをしても追っかない。仕方がないので、地面を冷やしてみた。結構手間や暇がかかるんだ。枇杷葉も熱中症になっているよう。せめて風など吹かぬものか。夕方には、雷が鳴っていたのだが、雨は降らなかった。氷の塊でもあればなあ。などと思う。近所では救急車が来ていた。

 一昨年の枇杷の実。春先に霜があって、被害が出た様子。でも、味はよかったよ。今年の実は、少なかったがわりと綺麗な粒でした。
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