朝、青空市からの連絡で、青梅が入荷したとの由。取りに行く道すがら、薄紫の花が眼に入る。奥に行くほど、大きな木が見える。其処に、あそこにもと独り言。廃線になった線路脇にも、数本が繁る。意外なほど、目に留まった木を仰いで携帯に撮る。
図書館に寄って、その話をすると、やはり名まえは知らないもの、薄紫の花が咲いているのは、見たことがあると頷かれる。自然の貴重な財産を、せめて地元民は持っていたい。松くい虫の出現には、栴檀の役割が無くなってからではないのかしらん?
近所で3本はある。そう言えば、枇杷葉の話をした時、いつもほったらかしですよ。と苦笑され、特に手入れはしていなく、枇杷の実が取れる由。その時には、まさか直ぐ上に、栴檀の木があろうとは夢にも想わず。気づかなかったのだ。青い鳥現象。
そうして脳裏に浮かんだのは、珍しい現象が起り得るのにも、その原因があることに納得。きっと、自然の約束事に定められていて、日常的にあることを、人間は気づかないで、偶然から目撃してしまう。そういった場所に、ここら一帯が当るのかも。
此処に来る前に、不思議なことに遭遇した。あれも、恐らくは惹かれることにもなり、この場所に留まるようになっていたのだ。私欲がなければ、守られもし、生かされているのだ。清貧の暮らしを心がけ、晴耕雨読であることを吉としよう。命終えるまでを。
宅配の知人が、今年は毛虫が多く、枇杷が丸裸になった。と嘆く。農薬をかけたくないのには、梅の収穫があるとか。自家製の梅干作りには、誰しも同じであることか。枇杷葉の使い方も、お茶の他にどうするのか問われる。葉や種の効用を話した。
電気屋さんにあげた枇杷葉は、寒さには中に入れ、暖かなって外に出すらしいが、鉢の中は根が張って、窮屈になっている様子。地植にするのがいい。或いは、大きな鉢に移植しないといけませんね。時期は、年末から寒中ですが。今じゃないのよ。
物事には、今しかできないことと、するべき時期がある。旧暦のメモにも記してあるが、それには、潮の満干潮や、月齢もあるのです。何でもかんでもが相当するとは限りません。古人等が未来に託したかったことは、自然を守ること。今でしょ。
元気だった頃の銀河。一寸暖かくなったので、敷居から出てみようか・・・。縁側で、毛繕い中の銀河です。