暑いのは、夏だから。暑くないと、米ができない。田植えが終わった所も、これから植える所も、深刻な水不足に頭が痛いことだろう。特に、農薬での農業には、打撃が大きい。無農薬とて、水がないのは困り物。まとまった雨がほしいところだ。
水遣りが欠かせない。自分の食事どころではなく、萎れた様を見ると、蛇口を捻る。勤務先は涼しいのだが、我が家には冷房をつけていない。従って、汗が噴出す。着替える暇もなく、水遣りをしていて汗疹になり、枇杷ローションを噴き付ける。
痒みが治まる。同時に、汗が引いていく。藪蚊が音もなく刺していき、無意識の内に掻く。其処にも枇杷ローションを塗り擦る。不快感が消える。種でも、花芽でも同じ働きがあり、匂いも使用感も変わらない。汗のベタツキが無くなるのもありがたい。
木村秋則さんの『奇跡のりんご』。友人と観に行こうと話す。原作は読んでいるから、演じる役者次第かな。龍や宇宙人が出て来るのだろうか。或いは、もしかしたら・・・。だからこそ行こうと決めた。死ぬまでに、りんごを口にしたい思いではある。
電気屋さんに、昨日取ったドクダミと乾燥しているのとを、箱に入れて渡す。きっちり乾かすのは、水洗いしないで、そのまま干す。例年、後ちょっと、という処で腐らせるので、今年は、止めたのだ。何と、空梅雨になり、よく乾いてくれる。皮肉。
春休みに、孫等と行った、清水寺。とても寒く、古都を散策する気分ではなかった。舞台から、飛び降りる元気も失せた。