友人と映画を観に行く。奇跡の林檎・木村秋則さんの林檎物語。映画であるからできること。何と、ご自分の結婚式に列席していた。この映画はとても静かだ。自然というものへの畏怖の念が画面から伝わってくる。観に行ってよかった。
我が家の枇杷葉も、肥料や農薬を使わないから、実の大きさは小振りだ。然し、味には負けない。甘酸っぱさが口中に広がる。福島正信さんの著作から学ぶことは、とても大きかった。お会いしたことはなかったが、尊敬に値する人です。
台風の影響からか、館内は貸切状態。10人居たかどうか。加えて、割引料金に笑顔。こんな待遇でいいのか?と内心思いつつ、画面に見入った。上映中に上空では、ドンガラガッシャン!雷さまがご機嫌であった。友人は、泣くばかり。
ラストシーンで、知らずに涙が頬を伝っていた。林檎の花が咲いた!自然から学ぶことの大きさに気づいた。感謝の心がなかったら、林檎の花は咲かなかっただろう。人間だけではない。話しかけ、愛情を注ぎ、真心で接することだった。
自然には、人間などの知り得ない、無限の法則があるのだ。どんなにやりこめた心算でも、その意思には抗えない。人間である前に小さな生き物だ。驕っては成らない。侮ったり、押さえ込んでもいけない。自然と一体化できるよう純になる。
原発が再稼動するという。愚かしい。自然が育んできた命を、無残にも終わらせるよう仕向け、地球を壊滅的にしてしまうこと。原発の輸出も同じだ。日本を滅茶苦茶にする権利がある?放射線を地球上にばら撒く権利があるのか?
図書館に行く。現代農業を借りる。その中に、足の痛みを枇杷葉が軽減する。との記述あり。民間療法には副作用がない。光明皇后が始められたのか、女官が偶々発見したか。何れにせよ、医者が見離した症状も改善が見られる。
雨で、体が冷え込んだので、蒟蒻を温めて当てている。実によく効く。膝・腰・足の裏・肩等への温湿布効果は大きい。帰りの電車、友人が切符を探していて、沫や発車した。と思っていたが、1分遅れで、乗った途端に発車。奇跡だ。
未だ、青い実さえはっきりしない。花芽茶も収穫し、葉も採った。声をかけたら、うれしそうに枝を揺すった。