鉈豆の発芽状態がイマイチ。芽が出るかと期待した分、腐っている種を見つけてがっかり。手違いからで、自然のものには構い過ぎはよくない。梅の木が枯れてしまい、玄関に枇杷苗を植えて置く。小まめに枝の剪定をしよう。
長崎茂木の枝が、たおやかに下がってき始めた。青い実がついているのが、徐々に育っているのだ。白枇杷も、今年はたくさん生って、毛虫をせっせと捕っている。朝の出かけと、帰宅時の見回りは欠かせない。野鳥の餌である。
なんだかんだで午前中が過ぎる。布団も干し、洗濯も終え、昼食を吉っちょむ漬けでかき込む。人参、胡瓜、大根の素朴な味がいい。ふりかけではこうはいかぬ。然し、毎度のご飯支度は、休みの時には些か面倒。すきっ腹も困る。
栴檀の古来の言い方に、雲見草とも、獄門の木ともある。そう云えば、横溝正史の獄門島に、冒頭でそんな木があったような・・・。確かに巨木になるのも、花が咲かねばその風情もわからない。理由にも、なるほどと思うが。
田舎に住んで居て、あちこちに点在していながらも、季節の廻りを知らなかったり、探究心や向学心がなければ、興味も湧かないし、何の必要もない木であろう。昔のように使用していないと言えば、それまでではあるが。
枇杷葉茶には、漢方的な役割も大切なことだが、これをペットボトルに入れ、霧吹きの状態で、花木にかけると発育がよい。床掃除や、洗い物にもいい。むろん化粧水にもできる。その際には水道水はしません。腐りますから。
ドクダミのエキスも、化粧水になる。痒みや肌荒れを押さえ、根気よく続ける事で、状態が変化します。体に溜まっている毒素を取り除く働きです。肘や膝の黒ずみ、踵の罅割れ、角質を取り除きます。三日坊主はできません。
お金さえ出せば買え、様々な物が売られていますし、手軽な物も多い。然し、昔ながらの方法には、副作用が少なく、自分での免疫作りや、抗体の強さが徐々に現れますから、何が正しいとかの問題ではありません。はて?
春の宵には、見えないものが、視えたりします。ちょっと怖く、視えた途端に、妙に安心したりする。決して悪さはしない。