合歓の木の花が咲き始めた。栴檀の木も大きくなるが、合歓の木も育つらしく、ばっさり伐られていた。昨年は、流石に花がなかった。今年は、天空に向かって花を咲かせている。自然の再生力には驚かせられる。合歓の花の匂いは、バニラ。
萩の花も咲き出した。中秋の名月時に咲くのだと思っていたが、昨今は異常気象か、それとも開発の影響からか、この時期に満開になる。桔梗も蕾を綻ばしている。我が家のかすみ草、カーネーションが雨に打たれていた。ゆすら梅が熟す。
ブルーベリーが色づき、美味しいのか虫に齧られている。孫に言うと飛びついていた。桑には飽きたか。小雨の降るへんな天気だったが、息子の家族が来、墓掃除と墓参りに行く。父と母、祖父母の墓に、今年初物の枇杷の実を供えた。
留守の間に、嫁がご飯をしており、ライスカレーである。孫等は、帰りを待っていたらしく、枇杷狩りを催促する。下の方の枝の下がったのを、袋を外していく。雨が降り続いたにも関わらず、熟していた。甘いのだ。大きいのも、小さいのも甘い。
白枇杷は、甘酸っぱい。味が濃厚で果汁が多い。昼食を食べてから、取った枇杷の実を頬張る孫等。堪能して、袋に詰めて持って帰る。今年のは甘さが濃い。リエさんに電話する。郵便局のエキスポパックで送るね。白枇杷も、2粒入れたよ。
サンタさん。たった1粒ですが、市販品の大きさです。味見をする訳にはいかないので、到着次第ご賞味ください。それだけでは淋しいので、少々入れております。市販品には、決して劣りません。粒は小さめですが、今年のは甘さが強いです。
某作家さんに、電話をいれてみる。何か、事情があってか、以前の住所と違っているようで、確認させてもらう。枇杷は大好き、ということで早速に荷を作る。予ねて食べてもらいたくて、この日を待っていたというもの。甘くて美味しいですよ。
孫等が残していった枇杷を、種を外しつつ食べる。あまり大きくなっていないのもあるが、平均して甘さが強い。昨年はさっぱりだったので、殊の外うれしい。枇杷葉に半分残す。次の休みまで待とう。白枇杷も3枝ほどしか取らず、残している。
春先に新芽を出した。澄し汁に入れた。風味が何とも芳しいが、孫等は鼻を抓む。子どもの頃は、そうやっていたものだった。