二十四節気 小暑 暑熱いよいよ盛ん、となるので、小暑と言う。毎年、七月七日である。新暦で、七夕となっているが、この時期に、彦星と織姫が逢瀬できることは、十中八九有り得ない。旧暦でなら、殆んどが晴れて、事無きを得る。
今年の旧暦では、八月二十八日となっている。その頃には、既に秋の宇宙で、天の川の美しさに眼を瞠る。田舎の方では、8月7日を充てることが多い。殊に、夏休み中という事もあって、早朝から露を集めての短冊書きになるのだ。
然し、昨今はしない。日本の伝統的行事が廃れていく背景には、一つに新暦の影響もある。和やかでゆったりとした時間は消え、慌ただしさだけが残る。彦星も織姫も、スマホ片手に多忙な日々か?それとものんびりと牛飼いと機織か。
冷房の温度設定をする基準が、働き盛りの、加えて暑がりの者に合わせる。高齢者は動かない。然も、夏服である。半袖であり、薄い衣類に変えている。暑いからこういった服装にしているのだ。温度は、外気温との差が少なくしてよ。
正に、天国と地獄の関係である。これで体調が可笑しくならないのが、不思議である。わたくしが家族の方に伝えるのは、綿製品で、汗を吸収して、アイロン要らず、ズボン丈は踝を隠す。をお願いしている。夏は暑くないと米が取れず。
認知症の研修があったが、内容的には同じ事。自分の考えをきちんと言え、どうしてやれば相手の方が穏やかに過ごせるかが、とても大切なことのように思える。パーソン・センタード・ケアと言うのだそうだが、当たり前の姿勢では?
すばるがそこら中のカーテンによじ登る。そこで爪を研ぐな!ちゃんと爪研ぎを置いているのに、気に入らないの?然し、ここで止めると、大変なことになる。カーテンが破れるし、網戸も無残。暑い時にどうするんだよ。すばる知らん顔。
たくさんの花芽に、あちこち採ってお茶にした。にも拘らず、結実も物凄い数であった。豊作にびっくり。