枇杷の葉なし

枇杷の生育や、葉・花芽・種のことを日々の生活のなかで書いていく。

中伏・閏皐月・大潮

2017年07月22日 | Weblog

 明日は大暑で、旧暦の水無月となる。夏真っ盛りの日々が続き、日中の暑さに冷房を点け、電気代はうなぎ上りだ。我が家は、比較的凌ぎ易いので、扇風機も使わないが、水遣りは欠かせない。夕方にする打ち水も、涼を呼ぶもの。

 リエさんから、枇杷の美味しかったことを言われ、とてもうれしい。職場に送ったら、自然食品に関心がある方々なので、興味の度合いが大きかったとか。今年は豊作でした。枇杷葉の木はたくさんですから、生りさえすれば送りますよ。

 枇杷も桃も、作れる環境であれば送るぐらいは容易いこと。営業が目的ではありませんから、歓んでくれれば満足です。幸いに、鹿や猪も来なかったのですが、猿に遣られた家もあったようです。烏くらいは仕方ないと、空を見上げて。

因が不明であり、時期がくれば口にできるのかも。自然を相手だと、余り欲を出すのは厳禁で、エネルギーの放出に任せるしかない。収穫した白枇杷も残り少なくなった。無農薬なので長持ちする。奇跡の林檎もだが、腐らず皺になる。

 日暮らしが鳴いている。夕方の薄闇迫る時刻になると、一斉に騒がしくなる。夕立が来るかと思ったが、音ばかりのようだ。夏の空に湧き上がる入道雲は、あっと言う間に雨を降らす。雷の凄まじさに、祖母の吊った蚊帳に潜り込んだ。

 金色に輝くまくわ瓜を、畑から笊に入れて、冷たい井戸水に浸けて置く。あの味は格別なもので、忘れられない想いでもある。貧しい農家に生まれたのが、厭でならなかった子ども時代。反面情緒豊かな心も失わないでいられるのだ。

 すばる。母猫を探すのか?兎に角、腕の下に潜り込む。脇にも頭突きで押し、何としても入り込んで来る。然し、くすぐったい。本にゃんは、満足して吸いつく。今朝見たら痣になっている。メンタムを塗るが、余り効果がない。乳は出ない。

 今年、初生りになったのは、リエさんのと暁子さんのにしている枇杷葉。フェンスの所のは剪定したから。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする