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庭に鉢植えで、種をいれたまま、枇杷葉での葉だけ使えればいいと、ほったらかし状態の枇杷がいつのまにか、芽をだし、大きくなっていた。
何年か経って、何処からともなく、漂ってくる芳香に、冬の時期何の匂いだろう? とよくよく見れば大きく育った枇杷の木であった。
この時点では、品種も、産地も知らず、芽が出ていたのも4本あり、枇杷の実、事態がどうやってできるのかさえ、無知であった。
それ以上に、パソコンの操作もまったくできない。(自宅にない)或る人の勧めで中古のパソコンを買い、幾許かの過程で、やっとこ今日に至れば、なんと2本は、白枇杷である!!
普通のは、赤枇杷といい、茂木と田中。これに千葉県の房州枇杷があった。
味も形も、さまざまで、調べていくほどに、発見の連続であった。これらをまとめてファイルにし、友人・知人にあげ続け、そこからいろんな方との出会いがあって、教えてもらえることも多々であった。
しかし、今年毎日のように観察してみれば、白枇杷は、春先に芽を出すのに、夏の陽射しにやられて、葉が斑点をつけ、無残な姿になっていく。
設置場所は南側。鉢植えだったから、意を決して移動。
地植えにしているもう1本の傍に持っていく。ここは東側にあたる。
しばらくして見てみると、新芽が出始めているではないか!
枯れてしまったような枝を切ろうか、迷って鋏を入れた。生きている。
それが何日かしてみれば、そこから芽吹かせている。うわあぁ♪うれしさが体中に集まってきた。
白枇杷の怪異? ひょっとしてこの2本はいっしょに居たかったのかしら。まるで両親を視ているようで、高齢の二人を引き離すことは、形をかえた殺人になる、と胸が潰れる想いがした。