枇杷の葉なし

枇杷の生育や、葉・花芽・種のことを日々の生活のなかで書いていく。

心得違い・・・

2017年07月21日 | Weblog

 差別をしていないが、区別はすることはある。その人の認識にも依るが、妊娠したら何もしないで居ても、給料はもらえるという考えには、賛成できない。悪阻の症状や、体力的なことの差にも違いはあるが、病人ではないですよ。

 それをあからさまに、妊娠したから宜しく。と言われて、仕事への加減ができようか?本当に子どを望むなら、相当の覚悟が必要な気がします。それが親になることでもある。安易な気持ちだけでは、子育ては難しいような想いが。

 何も真剣に考えるばかりが良いとも、強ち言えるものでもありませんが、命はどんな小さな者にも掛替えがありません。赤ん坊は、泣くのが仕事です。育っていけば知恵もつきます。悪戯も増えます。それを大人は善し悪しを訓える。

 子育てなど、書籍に書いてあるような理想的なことには、先ずいきませんよ。何時の世にも、親の背中を見て育ちます。絵に描いたような具合にはいかない。でも、それが人間でしょう。天才と云われようが、神童とあっても努力は要。

 音楽なら音色が心に響いてくるもの。どんなに上手に弾いても、うぬぼれがあったら、伸びません。介護の仕事も、きれいな言葉や丁寧な言い方も、その場限りのことなら、相手には届きませんね。調子の良い職員は、皆知っている。

 早出勤務は、休憩が午前中にあり、昼食を始める頃に終わる。弁当も使わねばならず、介助も数人必要とする。食事が終われば口腔ケア・排泄介助。ほっとする間もなく、食器の片付けと洗い・乾燥・片付け。水分補給と息つく間も無。

 間に、排泄の間に合わない介助や、記録もある。直にお八つがあり、お湯も切らせない。その間には、入浴した方の洗濯物を干したり、取り込んだり。掃除もあるし(当番)見守りは欠かせない。これを、2人から3人で、協力して行うのだ。

 然し、中には横着を決め込むのや、持ち場を離れる者も居て、殆んどを一人で見る。よくもまあ事故も無く、無事で過ごせた。と一日の反省をする。疲労困憊となるのも、無理はないものである。帰宅すると、家事は待ってくれない。目眩。

 白枇杷が、ぎっしりと花芽をつけた。まるで森のように、うっそうと繁る。今年は、生り年だったのか?

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夏休みに・・・

2017年07月20日 | Weblog

 今朝の賑やかさに、そうか夏休みだと知る。ラジオ体操が始まったのだ。昨今は、ものの1週間も過ぎれば、なりも潜む。以前のような休み中は、毎日と言うのはなくなった。結局は、親の手間を省くことも、早朝からの数十分に振り回される。

 それにしても、不審者への対応に、話しかけてくる。と言うのがあってびっくりした。じっと見つめるもある。こちらは子ども様子が可笑しいと思い、見ていることもある。まあ、一般的なことだろうが、時代も変ったものと思わざるを得ない。悲嘆・・・

 いつの時代にも、変質者は居るし、他人の命を何とも思わない者も後を絶たない。かといって未然に防ぐ手立てもない。然し、原発は違う。耐炉年数も、核のゴミも、設計の段階で解かり切っていることだ。延長もなければ、再稼動も認めない。

 夏は暑く、冬は寒いという季節の気温を知って、身体を慣らせることが大事だ。そうすれば、電気代も安いし、電化製品に頼り切る生活も無くなる。我が家には、屋敷の周りを枇杷葉で囲い、網戸にすれば風も入る。扇風機は留守中にだけ点け。

 きっと我が家だけが、冷暖房が無いのだろう。外に出ればむっとした熱さに閉口する。室外機の風が、生暖かい。網戸の掃除をしておけば、風の通りも好い。夜間など寒い位になって、過ごし易いのだが。街中では無理なことかもしれませんが。

 建物が混みあっていると、風は通らないし、そこに持って来て、機械を設置すれば、これは室内から外には出られない。服装も、室内では冬衣装で、外には重装備の怪しい出で立ち。サングラスにフードを被り、日焼け止めの手袋。不審者とも。

 紫外線を気にしない訳ではないが、枇杷葉茶を飲んでいれば、美白効果が高い。化粧品はN社のが合うので、先日も何年振りかで買った。えっ!いいんですよ。その位中味が持つってことです。N社のは、つけ心地もいいし、香りが気に入り。

 長崎茂木も、淡路田中も、白枇杷も、鈴なりになった昨年です。結実も、今年は最高に熟してくれた。

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閏皐月、土用

2017年07月19日 | Weblog

 猫が、掃除機を嫌いなのか、銀河がそうだったのかは定かではないが、すばるも好きではないようだ。何時もなら、興味深々で近づくのが、様子を窺っている。吸い込まれても困るので、電源を切るが、動く物に何だろうと油断がならない。

 人間の赤ん坊よりも手が掛かる。朝早くからじゃれ周り、日中には涼しい場所で眠っている。といっても、こちらが動けば、遊んでくれると付いてくる。従って、足は傷だらけ。勢い飛びつくので爪を立て血が出る。遊び疲れては眠っているが。

 普段には閉じ込めているので、休日には相手をするが、未だ手加減を知らずだ。慣れるまでは、と思っているが、お転婆ぶりに叱る。今は、足元に居て眠っている。涼しい場所は、実によく知っている。人間はそうもいかぬが、自然がいい。

 そろそろ白桃の季節で、知人からの連絡を待っている。今の旬は、大久保で、これは実と種との離れがいい。白桃よりも価格は安いが、味は好く、これを好む者も多い。白桃も、昔からのに夢白桃が出回っている。どちらとも好みの問題か。

 果物を、最近の若い者は口にしない。とのことだが、自然の恵みにはエネルギーが豊富で、殊に旬の物には、ハウス物や缶詰とは違う味わいがある。庖丁で剥くのが面倒、と言うのも分るが、冷水に浸け置き洗って丸齧りにする。旨い。

 子どもの頃に、井戸水に浸した果物に齧りついた想いは懐かしい。金色に輝くマクワ瓜や西瓜等、割れる音に心が踊った。枇杷や李の甘酸っぱさに、顔をしかめながら口にしていた。桃も葡萄も高級品で、庶民には高嶺の花。時代は変った。

 さて、今夕には水遣りをしよう。昨日とは打って変わって、五月晴の風のある天気だ。雨で薔薇の新芽が怪しい。手作りの液をかけておかねば。フェンスの蔦も刈っておこう。暑いからと強ち動かない訳にもいかない。貧乏性でもあるのは変らず。

 たくさんの花芽に、結実を願ったが、思いの外の鈴生りに、袋掛けに慌てる。今年は、たくさんの方に。

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天が抜けたか・・・

2017年07月18日 | Weblog

 朝から湿気が多いな、と思いつつ洗濯物を干す。怪しい雲行きに悩んだが、友人が来るので珈琲の用意を。耳を劈くような音がして、まるで天が抜けたような、土砂降りである。その中を友人到着。日野原Drが亡くなられたそうだ。105歳。

 すばるの悪戯が、日に日に増えていく。昨日は、衣装掛けの上に上がって、下りられなくなり落下する。室内に干した洗濯物には跳び付く。あちこちで爪研ぎ、歩く主人にじゃれる。布団に入ると、右脇に限り、潜りこんでちゅうちゅう吸う。

 兎に角、ちょっとでも動く物体目掛けて、跳び掛かる。食事中には、爪を立ててよじ登り、何食べてんの?とこの時ばかりは、みゃアみゃぁ騒ぐ。お気に入りは茹で卵で、半熟状態が好み。首輪がきつくなってきて緩めておく。丸々としてきたよ。

 少しは可愛くなったが、やはり器量は落ちる。銀河のような毛並みには程遠く、やっと生後4ケ月である。蚤がいなくなった分、元気も出てきたようで、悪戯に精が出る。カーテンの新しいのに換えたいが、今は止めておこう。網戸にはメンタム。

 我が家での夏の過ごし方は、涼しい恰好である。下は短パンか、ホットパンツで、上はノースリーブか、タンクトップである。今朝は涼しかったのでスカートにしている。外出の際には、着替えを必要とし、そのまま行けば冷房に寒くて震える。

 何処の建物も、北極紛いの寒さで、何もここまでしなくてもいいのに、と自然破壊を懸念する。並べてある商品が腐るのかもしれぬが、一体何度にしている。コンビニを利用するのは、ベルネの支払いだけなので、早急に立ち去るが体調不良。

 従って、益々出不精に拍車が掛かる。イベントの類にも、冷房が怖くて出掛けられない。道中も建物もだが、外のアンバランスな暑さにも閉口する。寒いのは勤務先だけで良い。施設の催しがあるのに参加だが、出来ればしっかり汗をかこう。

 冬の冴え渡った空に、薫花芽。枇杷葉の花の、芳香に心を向け、身体にしっかりと纏いつかせる。

 

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海の日、下弦・小潮

2017年07月17日 | Weblog

 今朝は、寸での処で遅刻であった。新聞は、明日が休館日なので、特にはいいが、弁当を持って行くのに時間が足らない。急ぎお結びを作り、愛車に乗る。枇杷葉茶は、両親へのお茶湯であるから、忘れない。すばるがじゃれて来る。

 戸締りをして、扇風機を点け、事故の無いように勤務先に向う。業務の流れはスムーズで、昼食を任せて休憩に入る。昨日は、昼食作りに厨房に居たから、気分が軽い。自分が台所に入れば、段取りを考えてやるから、12時までには。

 祝日には、昼食作りと同時に、入浴もしなければならない。業務は結構きついが、見守りも緊張が抜けない。ちょっとしたことで、転倒が骨折になる。高齢者になると、生きていることが命がけだ。介護職は気苦労が堪えない仕事です。

 明日・明後日は連休である。すばるが、留守中じゃれたものか、カーテンが無残に敗れてしまった。猫避けの策に、メンタムが好い。網戸によじ登るので、少し塗ってみたら、近づかない。ミント系も苦手なようだ。外からも防げるかな。

 このところ、帰宅したら枇杷湯に浸かる。塩で擦るのも好く、汗がすっきりと引いていく。枇杷湯と言っても行水だが、冷房用に防御しているが、膝から下が氷のように冷たい。職場では冷房を点けないと暑い。季節が逆転して難儀だ。

 電気代の節約でも、倹約でもないが、冷房の寒さが厭である。夏場には、極力遠出をしないようにし、出掛ける場合には、重装備に身を固める。それでも、体調を崩したりで、風邪の症状が出てしまう。鼻水か腹痛に悩まされることに。

 それでも、医者には極力行かない。通草酒か、イタドリを少し飲み、未然に防いでいる。然し、疲労している時には、色々なことが重なるので、倒れてしまうことになる。これが半年に一回か、一年以上になるかは不明。ぼつぼつですな。

 すばるが我が家に来て、そろそろ1ヶ月が近い。慣れたというか、膝に乗ってくるし、寝床にも一緒だ。喉をごろごろと鳴らす。じゃれようも容赦が無いが、叱るとしょげる。トイレはきちんとしている。これで爪を立てねば申し分ないのですが。

 末吉暁子さんが亡くなって、地元の図書館で、在庫がある分を展示してくれた。人気のあるのは、ぞくぞく村シリーズ。

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行水・・・

2017年07月16日 | Weblog

 勤務で汗びっしょりになり・・・となら好いが、身体中が冷たく、外に出れば氷が溶けていくよう。これで体調を崩さない方が可笑しい。帰宅して、取敢えずは着替えて、枇杷湯に。枇杷葉エキスのボディシャンプーで身体を洗い塩で擦る。

 枇杷湯に浸かって、人心地つく。塩で身体を揉むので、さらっとして気持ちが佳い。汗も引っ込んでしまう。行水後には、Aさん家でもらったすいかにかぶりつく。夕方は凪ぐので、風はそよっともしない。塩で擦るとさらっとしてくるのも好い。

 世間は三連休とも、四連休ともだが、本格的な夏の到来で、子ども達は長期の休みになる。親も、預ける場所がなければ、働けないし、生活にも困窮する。昨今の学校は、冷暖房が付いているのだから、夏休みなど必要ないのでは。

 加えて、昔ならいざ知らず、危険なことの方が多くある。近所の人も信用できず、親が居ても怪しい現状。教師の数を増やして、年間日数幾らかで、各々が長期の休みなり、学校に通えばいいようにはならないのか。四角四面の行政。

 すばる。首輪がゆるゆるだったのが、いいくらいになってきており、餌もわふあふと飯でいるので、直になくなる。今朝は、網戸をよじ登り、こちらの膝に登ろうと爪を立てる。上手くいかなくてずり落ちる。勢い余って墜落。探検終了となる。

 日曜日のメニュー、新聞に出ていたのを自己流に変えて出す。手羽元を使っての料理だが、高齢者の食べ易い味付けで、夏らしい爽やかさを感じられる献立にした。台所は火を使うので暑い。休憩に入る11時までに作り上げておいた。

 うれしいことに、どの方も、きれいに口の中に入り、何時もは文句ばかり言う人も、残すこともない。食材にかける餡を作り、たっぷり乗せた。我が家では何気なく、当たり前に作る料理も、目先を変えると美味しい。二度と同じ物は出来ない。

 枇杷葉の花芽が満開になると、どこからともなく飛んで来る蜜蜂。日本蜜蜂なんだろうか。甘くて美味しい。

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新暦・盆、閏皐月

2017年07月15日 | Weblog

 休日を家で過ごし、すばるを相手にした一日だった。扇風機を点けなくとも、結構風が入って来るので、汗もかきはするし、涼やかでもあった。体力の減退は計り知れずでもあり、エネルギーの充電に充てた。拭き掃除に洗濯に勤しむ。

 身体がだるいが、仕事には行かねばならず、弁当をこさえて用意をする。卵が気になり、茹で卵にする。すばるは卵が好物となり、匂いで駆け込む。爪を立ててよじ登る。いてて・・・ちょうだいとせがむのはいいが、少しだけを取分ける。

 この卵、地元の放し飼い鶏なので、味が好い。仔猫でも、違いが分るんだろうな。と言っても、それしか買わないから、差ははっきりしない。職場に持って行けば、美味しいと好評であるから違うようだ。現代農業で、青い卵を発見した。

 鶏の種類に依って、色が違うらしい。食べてみたいと思うが、中々手に入らない。名古屋コウチンも、美味しいが高いのと、流通ルートの関係で、庶民には手が届かない。わざわざデパートくんだりまで買いには行けない。出不精所以。

 白枇杷が、もう少しばかり器に残っている。たくさんの収穫で、佐藤さとるさんを始め、あちこちに送ることが出来た。お礼状ももらって、こちらがびっくりした。生前、お好きな果物であった。著作にも書かれており、ご仏前へのお供えに贈。

 勤務を終えて、帰ろうとしたら主任に捕まる。会談をしようと言うので、何か注意事項があるのか?と聞けば、怪談の方だった。平屋で階段がないので、せめて話しだけでもということらしい。その割りには疎い主任に、解説するのに疲れた。

 小泉八雲の、耳なし芳市には、哀れさと人情があって、今も尚、安徳帝を抱いて、波間に消えた語りには胸が詰る。平家も源氏も、戦国時代の犠牲者かもしれない。今は、昔の話しだが、高齢者になると、階段は少しでも転倒の危険が。

 亡霊も、怨霊も、実際には何も出来ない。でも、牡丹灯篭は、語る者に依っては、迫力があって怖くなる。桂文我さんの噺には、背筋が寒くなった。播州皿屋敷や、猫の祟りもあるが、生きている人間が一番怖い。お化けも苦労が多いな。

 先年亡くなった、末吉暁子さんを偲んで、図書館で展示を申し出てくれた。全作品にサインをもらっている。

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梅雨明けに・・・

2017年07月14日 | Weblog

 照りつける陽射しに、梅雨が明けたような気がしないでもない。昨日の激務が堪えて、今朝はすばるが起しに来たが、布団の上に居た。腹が空いていたものらしく、じゃれ具合が激しい。携帯を見れば9時を回っている。どっこいしょ!

 皿に一杯容れてやると、脇目も降らず食んでいる。珈琲を挽いて淹れ、新聞に眼を通す。災害状況がこの天気で捗るか?暑さに倒れるのではないか。夏の暑さの日中は、田畑にも出ないと言うのに、大変な作業だと思うばかりである。

 天災は忘れた頃に遣って来る。と言うが、旧暦での場合、六十年を一区切りにしているらしく、過去の災害も、様々な形で存在する。其処に加えて、人間の勝手都合が重なって、甚大な被害をもたらす。これに原発の事故があれば・・・

 福島の次が無いとは云えず、再稼動をさせない判断を願っているのに、金の方が大事らしく、次々に許可を出している。便利で簡単な物には、多大な負債が残る。プルトニュームはどうするんだ?廃炉にしても金は掛かるから稼動に。

 狂っているとしか思えないが、事はそんな単純なことで、片付けられる問題ではない。日本の季節の、夏の暑さに耐え、冬の寒さを堪えて過ごす暮らしが、出来ればいいのだが、簡単で便利な生活に、慣れてしまっては無理からぬこと。

 すばるは、尻尾を相手に玉を取っている。体長も30cmを越え、丸々としてきた。夏の暑さにはどうか定かではないが、乳母日傘ではなかったようで、我が家の環境も馴染みが良い。そろそろ扇風機を点けておくかな。枇杷葉茶を注ぐ。

 野良猫が来たようで、糞の臭いがしている。吐き気を催す強烈な臭いだ。すばるは枇杷葉茶で、排泄物は臭わない。きつい臭いにはとても良く効く。そう言えば、カレーの匂いが取れないのに、重曹の効果がある。消臭効果も大きい。

 昨年から今年の立春にかけて、物凄い数の花芽がついた。その数、およそ500ばかりが結実した。

 

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皐月晴れに・・・

2017年07月13日 | Weblog

  夏真っ盛りだが、旧暦では今年閏月が入って、皐月である。江戸時代にも、渦を巻いて下る流れを、五月雨を集めて速し最上川。と詠った。近代になって来ると、そういった風流は余り無くて、被害ばかりが大きく取り上げられる。

 人間とは、至極勝手な生き物で、地球自体を自分達の物と思っている。資源のありったけを採り尽くし、それでも足らなくて、戦争を強いて無益な殺生を行う。どんな小さな物にも命が宿る。人間の命だけが尊いのではないと想う。

 地球上の、あらゆる命に対して、祈りや感謝を忘れず、怠らず、謙虚な心で居る者が、一体どの位存在するのだろう。人間は、たくさんの命をもらっても、当然と想ってはいないか。太陽も月も星々も、青い惑星には掛替えのない。

 激務を終えて帰宅する。汗が噴出すので、枇杷湯に入る。微温湯だが汗を流す。着替えてほっとしていると、すばるが纏わりつく。じゃれてくるのだが、勢いが好過ぎて、床に落ちる。網戸に駆け上がる。タオルから滑り落ちていく。

 すばるが来て、早3週間が経つ。慣れるというのは、容易いものか?悪戯が過ぎるのも困る。扇風機の卓上型を買うかな。畳みに置いていると、自分で触って消す。従って、窓は少々開けておかねば熱中症になってしまうのだ。

 留守中は、それでも心細いのか、涼しい場所に居るようで、帰宅すると鈴の音がして出て来るのだが、その後が物凄い。跳んだり駆けたり、じっとしていない。おまけに爪を立てるから痛い。餌はしっかり食べているしで、元気良い。

 最初の恥ずかしさは、微塵も見えずで、探検に精出す。夜になって寝床に入ると、ここからが退屈しない。じゃれてきて、遊んでくれと賑やかだ。いい加減にあしらっていると齧る。それか爪で引っ掻く。小さいのに1猫で留守番だもの。

 宵の宇宙に燦然と輝く、惑星・金星。古来から人々に崇めらてきた。この星が観えると、家に帰った。

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体力・限界

2017年07月12日 | Weblog

 枇杷葉茶を飲用しているから、年齢的に差が出て、若く見られがちである。本来なら、年金での暮らしで、質素堅実な時間を持てるのが、働かないと困窮する。加えて、どう考えたって、体力の衰えは否めない。それなのに無理難題が増える。

 倹約・節約は元より、贅沢を慎んでいるのに、業務の内容は変わらない。段取りを考えてするのが常識と思うが、行き当たりばったりで、こちらの尻拭いは増える。横着をしながらの業務はできない。能率の悪さばかりで滞る。やろうにも体力が。

 若い時であれば、苦もなくできたことが、気力を奮い起たせてでなければ、腰が引けるばかりだ。よしんば出来たとしても、エネルギーの消耗が激しい。然も、遅い勤務は、夜間の走行に支障が出る。事故が起きても責任転嫁はできない。最悪。

 米俵の60kg等、ひょいひょいと動かせていたし、子どもを負ぶっての作業は、毎度のことで、背中に括りつけておく方が心配もなかった。授乳時と就寝時に下ろすくらいであり、そうしなければ仕事は山積であった。還暦を越えるとどうでも好い。

 ここ10年以上、枇杷葉茶を飲用しているからこそ、体力・気力も何とか保てているが、自覚症状の薄い分、しんどさも気づかない。緊急事態に陥って、しまったとなる。枇杷葉茶を過信している訳ではないが、効力の大きさは計り知れないもの。

 勤務先での冷房で、身体が冷え切っているのを、枇杷湯に浸って温め、夜具に身体を横たえるのは、至福の歓びだが、最近は、すばるがじゃれてくるので、のんびりとはいかない。毎晩、右の脇に吸い寄って、ちゅうちゅう乳を飲む恰好をするが。

 未だ、4ヶ月にも満たない仔猫だ。きっと母猫を思い出すのだろう。それにしても、右の脇にしか来ないのは、兄妹がいたせいで、定位置であったものか。随分と慣れてき、部屋の隅々まで探検を終えて、最近は悪戯が増えてきた。なにしとん?

 南側に地植と鉢植えでしている枇杷葉。未だ5年目位だが、気づくと中心が膨らんで、苞が見え出した。

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