田舎暮らしのサンデー毎日

望まなくても、前期高齢者の仲間入りされられちゃった、年寄りのわがまま日記です。

読書

2007年12月11日 | 田舎暮らし

合いも変わらず、北陸の冬型天気。
冷たい雨が降ったりやんだり、外へ出る気はしない。
先日の講演の「野沢和弘」先生の著書「条例のある街」
を朝から一気に読み通した。民が起こした条例の県議会での
軋轢と言うか、民社系知事と多数を占める自民党議員のせめぎあいが
いらいらするほど、議会なんて皆その様なものかと、痛切に感じた。
県職員の頑張りと努力、その上に民間委員のの粘り強い根回し。
読みにかかったら、本題の障害者を普通の生活が出来るようにとの
問題よりも、県職員、知事、県議会議員のせめぎあいが、
面白いと言えば失礼だが、県議会議員の議会運営のいやらしさ、
根回し無しでの決議の難しさ、議員さんたちが、知事をいじめる?為の
本題を忘れて重箱の底をつつくような文章表現などに
けちをつけてくる様子は、自分の現職のときの苦労と重なって、
引きずり込まれるように、老眼に鞭打ちながら読み上げた。
完読しても、何だかすっきりしない気分だ。