田舎暮らしのサンデー毎日

望まなくても、前期高齢者の仲間入りされられちゃった、年寄りのわがまま日記です。

生活支援員講習会

2007年12月17日 | 地域活動
大荒れの天気の中、30キロ走っての講習会。
福井県内100名ほどの生活支援員講習会に出てきた。
大学の先生の退屈な講義には、年よりは大変だ、大学の授業もこんなものなのか。
ただ、事例研究になると、全員が真剣だった、
難しい事例に、お手上げ状態、確かに正解は無いのだろうが
例えば「認知症で子供に生活費まで取り上げられて、生活費が無くなってしまうがどうすればいいのか?」????答えなんて無いよ。

問題提起でおしまい。世の中には、難しい問題に直面して、
頑張っている方々がいるのだと言うことを実感した。
自分は何と穏やかな日々を送ってきたのだろうと痛切に感じさせられた。

安易な気持ちで引き受けた「生活支援員」大変な役割だ。
気を引き締めて、社会福祉協議会の職員と共に頑張らねばと
認識新た、小さな福井県でも、100名近くの皆が努力している。
でも、支援を受ける人達への従来のやり方がいいのだろうかと疑問も持った。
あまりにかまいすぎてはいないのだろうか?。
正常な人達ですら生活は大変なのだ、周りでかまいすぎて
甘えが生じていることは無いのだろうか。
人権擁護は確かに大切なことだが、精神がまともな人ですら
生活は大変なのだ、人を頼りに生きていて、気儘を聞き入れる
支援は如何なものだろうとの感じがしてならない。
知的障害、精神障害者であっても、生活を維持していく厳しさは同じだ。
一ヶ月の生活費を2日で使い切って、支援員にしつこく電話で金を要求する
あまりに非現実的な実態、何だか人生寂しくなってくる。
まぁ、ゆっくりと勉強して、少しでも何とかしていきたいものだ。