田舎暮らしのサンデー毎日

望まなくても、前期高齢者の仲間入りされられちゃった、年寄りのわがまま日記です。

ボランティア交流会

2008年11月29日 | ボランティア
今日は市内のボランティア実践者たちの交流会。
私は「胃カメラ」での検診のため、遅刻参加。
「身の回りの地震対策」と題しての講演をみんなで聴いた。
ちょっとした道具での「家具の固定」、建物の補強、遭遇した際の逃げ方など
興味もあり、引きずり込まれるように、話に耳を傾けた。
普段のあまりにも無関心さに、反省しきり。
例えば、たんすは前に新聞紙等を入れて、後ろ側に傾斜するだけで、随分倒伏に
差があるとか、本箱は下の段に重い本を入れれば倒れにくいとか、常識ではあるが実行していないことばかり。
非常袋の中には、最低三日分の食料を確保し、玄関の隅などに、三日分の水を保管したら、などと具体的な対策を教わった。
何故三日間かと言えば、自治体が災害後に動き出すのには平均三日かかるそうだ。
忘れた頃にやって来る災害、被害は最小にしたいものだ。

たずねるのを失念したが、学校のグラウンドが避難場所との話をよく聞く、
昭和28年の福井地震、小学校三年の私にも、よく覚えているが、当時小学校のグラウンドに避難していた人が、余震の際の地面のひび割れにはまり、命を失った例があり、地震は「大木の下へ逃げろ」と教えられた。

現在の自治体で指導している「避難場所」に公園やグラウンドが指定されていることが多い。ひび割れに落ち込み、挟まれて動けなくなる事例は最近騒がれないのが不思議だ、時代と共に、非難の方法が変わっているのだろうか?。

私は「大木の下」が頭から離れない。
ともかく、災害は避けられないが、普段の心がけで危険回避ができることを
勉強したし、実行して行こうと思う。