フルートおじさんの八ヶ岳日記

美しい雑木林の四季、人々との交流、いびつなフルートの音

北風吹きぬく寒い朝

2010-12-16 | 日記

今朝の八ヶ岳は曇っている。外気温マイナス5度、室温16度、湿度36%。
庭は一面の霜だ。厳しく
冷え込んでいる。北風も強く、「北風吹きぬく寒い朝」だ。


いつも通り、バッハのフルートソナタ(ニコレ)をかける。薪ストーブの窓を磨き、薪を焚き、コーヒーを淹れる。パソコンで、新聞を読もう。

朝日天声人語。

「適切な表現にたどりつくには、意味と語感の二つの道があるという。意味には字引という案内人がいるが、語感には道しるべもなかった。近刊『日本語 語感の辞典』(岩波書店)の著者中村明さんが、先頃の読書面で出版を思い立った理由をそのように語っていた。「言葉を選ぶ時に多くの表現が思い浮かぶのは、ものの見方が細やかということです。ものの見方を磨かないと、表現は増えません」
表現よりも、大事なのは物の見方だ。なるほどなるほど。

朝食は、ワンプレート料理。他に、ご飯とみそ汁があればそれでいい。

妻は、今日は「舘さん宅で女性ばかりの集まり」に行くといって出かけた。それがどの様なものであろうと、私がしなければならないのは、フルートを吹くことだ。
まず、いつも通り音出しをする。次に「毎日の練習」NO1、NO7、NO4の順に練習する。これだけで1時間かかる。その後、バッハフルートソナタ1033をゆっくり吹く。次は、八ヶ岳フルートアンサンブルの曲を練習する。18日の土曜日がフルートアンサンブルの発表会なので、少しはましな演奏ができるように、しておかねばならない。ひと通りやると、12時になったので練習を終える。

昼食は、「汁ビーフン」にしよう。ビーフンをぬるま湯で柔らかくする。豚肉、野菜はコマ切れにして炒める。その後、ラーメン用のスープをかけ、水で薄める。その上にひと束90円の水菜をどさっと入れて出来上がりだ。汁ビーフンは、ラーメンよりあっさりしていて、これはこれで美味しいのだ。

午後からも、日差しも弱く寒々としている。家の中に居ても寒いだけなので、薪割りをしようか。最初は寒かったが、どんどん割っているうちに身体が暖まってきた。やはり薪は、ストーブで焚く前から、割ることにより体が暖かくなるのだ。1時間30分ほどで、20束ほどの薪を作った。


ついで割った薪を薪小屋に運ぶ。家の西側の薪置き場の薪も大中小に整理しなおす。

その後、庭東南側のクマザサを刈る。大分刈ってきたのでクマザサが少なくなてきたかな。4時になって、西に夕日が沈んできたので庭作業を終え部屋に戻る。

夕食までの時間フルートを吹いておこう。八ヶ岳フルートアンサンブルの「カルメン」をもう一度吹く。すっかり暗くなった5時20分頃に妻が帰ってきた。大分楽しかったようで、気分がハイになっている。

夕食は、ほうとう鍋にする。といっても、ほうとう、うどん、野菜類、豚肉などなんでもどんどん入れよう。ほうとうの味噌出汁を入れ、ショウガを摺って入れれば出来上がりだ。一味をどっと入れ辛みを利かせる。ビールで乾杯だ。熱々のほうとうをふうふう吹きながら食べると。食後、真澄をちびちびやっていると、今日も深々と夜が更けてきた。