フルートおじさんの八ヶ岳日記

美しい雑木林の四季、人々との交流、いびつなフルートの音

新しい年に向けて

2010-12-20 | 趣味

今朝もいい天気になりそうだ。ただ山々は見えない。無風。
外気温マイナス5度、室温13度、湿度28%

静かな朝に、ボリュームを落としたバッハのフルートソナタに耳を傾けながら、薪ストーブに火を入れる。細いたきぎをどんどん燃やして、頂上温度を200度超に持っていこう。コーヒーを淹れ、「新聞」読む。

天声人語から

~沖縄戦後史に刻まれるコザの出来事は40年前のきょう、12月20日未明に起きた。積もりに積もった怒りの爆発だった。…
〈植民地(コロニー)の冬夜の空をねじらせて米軍車より直(す)ぐ起(た)つ炎〉と詠った屋良さんは東大大学院で、16~17世紀の薩摩と琉球の関係を研究している。
「今の状況はそれ以来の歴史の凝縮です」と言う。根ざす所は深い。40年間に怒りのマグマが減じてはいないことを、ヤマトは知る必要がある。 ~

一日の力の源泉、朝食は、しっかり食べよう。

食後は、フルート練習だ。音出し、「毎日の練習」NO1(テンポ92).NO7(テンポ60).NO4(テンポ66)。最近少し慣れて、基礎練習に1時間はかからなくなってきた。次はアルテ17課のNO2の曲。慌てなければ、だいたいOKだ。NO18の曲もやっておこう。NO1~NO3までやる。変え指の練習だが、普通のテンポでは必要はないので、かなり早いテンポで演奏する必要がある。

その後バッハ1033を何度か練習する。大分慣れてきた。ブレスの位置が難しい。旋律が美しいので吹いていて気持ちがいい曲なので、疲れないのがいい。その他の曲をアトランダムに吹いて、昼になった。

昼食は、薪ストーブでピッツァを焼く。

少し火加減が難しいが、美味しそうに仕上がったかな。タバスコをどっとかけてピリ辛を楽しむ。

今日の午後、妻はフラワーアレンジメント教室へ。ペンション銀の森の奥さんとご一緒なので、ペンションまで送っていった。

午後のアダージョの森は、風もなく燦燦と太陽が射してきて暖かい。まず、日立チェーンソー用の「25:1混合油」をつくる。専用の混合器があるので、簡単だ。買い置きしていたガソリンが1Lしかないので、1Lの「混合油」の目盛まで、2サイクルエンジンオイルを入れて混ぜ合わせると出来上がりだ。

その後、昨日Jマートで新品に変えてもらった楔と支え棒を使って薪割りをする。細目の丸太の薪割りには欠かせない道具だ。


どんどん薪を割っていく。暖かいので、直ぐに汗が出てきた。薪割りはいい運動だ。18束ほど出来上がったので、薪小屋に運ぶ。


3時から、4時まで庭のクマザサ刈りをやる。これで東、南側はほとんどのクマザサを刈った。

部屋に戻り、少し、フルートを吹く。フルートを吹きながら、ポテトサラダ用にジャガイモ、ニンジンを茹でておこう。

5時30分、妻をむかえにペンション銀の森へ行く。10年前まではよく使っていたペンションなので、久しぶりに行くと本当に懐かしい。10年前と全く変わっていない。むしろ美しくなっている室内をみるとオーナーの努力がうかがえる。ご主人は不在だったが、奥さんからお茶を出していただいて、しばしお話した。
このペンションのオーナー夫妻は始めた時から知っているので、元気にやってきているのをみると、
嬉しかった。
フラワーアレンジメントの作品は、かなり大きいのでびっくり。新しい年への期待を呼び起こす作品だ。傷めないように車に積む。

家に帰り、フラワーアレンメントの作品を和室に備え付ける。今日の夕食はトンカツ。専門的にいえば色々あるだろうが、もっとも簡単料理の一つ。先に、「特製ソース」を作る。お好み焼きソース、ウスターソース、ケチャップに砂糖、ガラムマサラなどを入れ、赤ワインで仕上げる。いい香りがしてきた。豚肉に小麦粉、溶き卵、パン粉を付けるだけでいたって簡単。揚げ油の温度は130度に設定して、じっくり揚げよう。後半は140度に温度を上げ色を付ける。

「オギノ」のトンカツ用豚肉は、少し薄いのが(その分リーズナブルだが)難点だが、美味しく揚がったのでまあまあだ。