フルートおじさんの八ヶ岳日記

美しい雑木林の四季、人々との交流、いびつなフルートの音

富士山を望む明るい庭(Sさん宅訪問)

2012-08-05 | 庭探訪

八ヶ岳の雑木林から。木の間越しに青空が広がっている。外気温16度、室温23度、湿度55%。

今日は、大泉にあるSさん宅の庭を訪問させていただいた。富士山、南アルプス、八ヶ岳がよく見える、レインボーライン富谷交差点から近くのSさん宅、眼前に富士山と南アルプスが広がる素晴らしい場所にある。よく手入れに行きとどいた庭の正面に富士山が見える。今日は残念ながら、裾の方は雲に覆われていて、頂上しか望めなかった。庭の南側は田園が広がっていて、今後とも住宅が建設されることはないのがいい。ネクンドカエデが枝を広げているデッキで冷たい飲み物をいただきながら、八ヶ岳ライフや庭づくりの楽しい話が続いた。初めてお会いしたとは思えないほどだ。奥さんは、野鳥や山野草の愛好会で活躍されていて、八ヶ岳に移り住んで、すっかり健康になったとのこと。

話をしている間も鳥がやってきてさえずっているので、「あれは何と言う鳥ですか?」と尋ねると、奥さんから、「ホオジロです」と言う返事が返ってきた。庭の樹木の梢でよく囀ずっているとのことだ。

その後、庭を案内していただいた。前庭には、広い芝生の周りに実に多種多様な樹木が植えられている。

正面には、今を盛りと咲いているノリウツギ(ピラミッドアジサイ?)、西側には、ニセアカシアフリージアの黄葉が風に揺れていた。その周りには、いずれも美しい雑木の数々。ヤマコウバシ、カマツカ、オオカメノキなどの他にも、アカヤシオやシロヤシオなどのツツジが多かった。春の花や秋の紅葉がさぞや美しいであろう。家の北側の庭には、小さなせせらぎが流れていて、春には、一面ワスレナグサが咲いているという。木陰にはホトトギスやオキナグサなどの山野草が育てられている。もともと奥さんは山野草の愛好家とのことだ。

家の周りにもゲラニウムが種を風で飛ばして根付いた。見ごたえ十分の庭と楽しい会話に時の経つのを忘れてしまって、すっかりお邪魔してしまった。次回は拙宅にもお越しくださいとお誘いして、お暇させていただいた。