フルートおじさんの八ヶ岳日記

美しい雑木林の四季、人々との交流、いびつなフルートの音

充実感と一抹のもの淋しさが漂う帰路

2012-08-26 | 山登り

12時過ぎに暑くなってきたので切っていたクーラーのスイッチを入れる。朝の3時過ぎ、「ミシッ」と音がして建物が揺れた。茨城を震源地とする震度4の地震だ。栃木は震度3との報道だった。

Mさんが、浅間山に登るというので、朝4時に一人で出発した。

長いと思っていた今回の山行きも、あっという間に帰る日になった。山行きの合間にフルートを吹こうと思って持参していたのだが、これまでそのゆとりが無かった。今朝は朝食までの時間があったので、散歩に出たついでに、那須の森の中でフルートを吹いてみる。4日間吹かずにいると、音が擦れてしまうやら指がもつれるやらと満足のいく演奏とはならなかった。

1時間ほど吹くと朝食の時間になったので、ダイニングルームへ。

別にパンが付いたワンプレートの朝食は、まずまずだった。

食後、土産物を買うために道の駅「友愛の森」に寄る。野菜売り場はにぎわっていたが、地元物産コーナーにはたいした土産物がないのに驚いた。他にもレストランや工房館などがあるが、これだけの広い敷地がある道の駅にしては、少し淋しい。

帰りは、東北道~北関東道~関越道~上信越道を通る。軽井沢で何かイベントがあるのだろうか、高速の下り口で渋滞していた。東部湯の丸SAで、早朝浅間山に登りに行ったMさんが合流し、昼食を取る。SAは、太陽が照りつけ、ものすごく暑つかった。
その後は長野道~中央道~名神~第二京阪と高速道路を走りついで19時大阪に到着した。往復2000キロ超を一人で運転したSさんには、たいへんなご苦労をおかけした。改めて「お疲れさまでした、有難うございました」とお礼を述べさせていいただきます。

こうして、春先から楽しみにしていた東北山行は終わった。充実感もあれば、脱力感ともの淋しさが同居した心境だ。階段を下る時の脚の筋肉の痛みは、簡単に消えそうにない。