日々のあれこれ

現在は仕事に関わること以外の日々の「あれこれ」を綴っております♪
ここ数年は 主に楽器演奏🎹🎻🎸と読書📚

YAKAN

2008-02-05 19:28:35 | Weblog

バックへ行くと、まず、竹輪担当の花岡さんが机に向かっていた。

「おはようございます!」

お互いに挨拶を交わす。

彼女の先には、南副店長がいた。

花岡さんと挨拶を交わす私の声が、彼にも聞こえていたからか、 真剣に・・・と、言うよりは、むしろ、引きつったような表情で、パソコン画面を見つめている。

いつもの副店長なら、声が聞こえれば、ごく自然に こちらを振り返るのだが、 この日は不自然なほど、じ~っと画面を見つめたままだ。

私は、絶対、言い訳しまいと、決めていた。

ある人は、私に、こう助言したが・・・。

「一言、『忘れました!』などと言ったら、カーッと頭に血が上るタイプだから、・・・!」

私は椅子に座ったままパソコンから目を離そうとしない、副店長に声をかけた。

「副店長、おはようございます。先日は、申し訳ありませんでした」

副店長は、ゆっくりと・・・ とても、ゆっくりと、こちらを振り返った。

まるで、スローモーションのように。

真正面を見ると、

「え~っと・・・

「・・・・

「俺が18日に発注するといったのを金曜日だと、勘違いした?」

南副店長は、小刻みに震えながら言った。

「それもありますが・・・、忘れました」

その時、私は何を思ったのか。

言ってはいけない、と言われていた事をあえて口にしていた。

ゴロゴロ、ドンピカド~ン     

この瞬間、私は生まれて初めて?雷というものは、室内でも発生するのだと、瞬時に悟った。

「わ・す・れ・た・・・?」

南副店長は言葉の意味を自分で確認するかのように、呟いた。

「はい。水曜日に前倒しで私が発注しなければいけなかったことを忘れていて、 し・な・か・っ・た!」

ご丁寧に?私は、副店長の為に、『わ・す・れ・た』の意味を辞書並みに解説したのだ。

その直後の副店長の顔は・・・。

一言で表現すれば、 『沸騰した やかん 』 だった。

いつも冷静な副店長が、この日、初めて感情的になったのである。

それだけ、お店と お客様に多大なる迷惑をかけた、ということだ。

この日の教訓

南副店長曰く、

『とにかく、お店と お客様に迷惑をかけない それさえ、分かっていてくれたらいいから

副店長の お話は終了。

担当から外されることもなく、 クビになることもなく、 切腹を言い渡されることもなく、

 『今日の発注のアドバイスを頂いた!』

しかも、とっても詳しく、丁寧に。

「クリスマス前なので、小麦粉は通常の3倍発注して、ちょうどいいくらいだと思う。特に、こんな小麦粉ほしかった(商品名)は、よく売れるので多めに・・・」 などなど。

そして、

荷出しも手伝ってくれた。

副店長は、いつもの笑顔で、何故か、字幕スーパーの翻訳家の事を話題にし、 『字幕なしで映画を鑑賞するか?』と質問しながら・・・。 (字幕は必ず読みます!どう、翻訳してあるか、興味あるし、100%理解できるわけじゃないので

 しかも、

『クリスマスケーキの手渡し方法』に関する私の質問にも答えてくれた!

「クリスマスケーキを予約している お客様には、カトちゃんがサンタ服を着て、手渡すといいのでは? 子供は喜ぶだろうし、来年も、ここでケーキ予約しよ~って、来年につながるかも?」 と私が提案。

ちなみに、梅子さんと花岡さんは、 「絶対似合う」と、太鼓判。

19歳に見えないカトちゃんには、サンタのおじさんのイメージぴったり!

ついでにハマグリ君をトナカイにしちゃったりして・・・。

100円均一で売られているトナカイの角の ヘアーバンドしたら・・?

ア~、あまりにも、イメージぴったりすぎて、笑える・・・

 実は、南副店長はサンタだった!

・・・という、秘話を披露してくれたのである。

花園バイヤーと共に、子供達と、じゃんけんし、勝ったら***という企画を店前で行ったという。

副店長がサンタさんになり・・・。

「マイ衣装も、持ってますよ

と、南副店長。

次回は、私も是非、参加・・・じゃなかった、見学したい。

そして、最後に

 「残業できますか?」

2時間残業して、一日が終了・・・とあいなった。

色々あり、 迷惑をかけ、 ハラハラどきどきした数日間だったが・・・。

犠牲を払いながらも学ぶ事も多かった。

この失敗を教訓にし、 今後に生かせたら・・・

お店をつぶさないよう、精進致します。

そして、遂に・・・!

そう、今度こそ、 完

正真正銘の完である!

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売場の緊急レポート

2008-02-04 00:35:26 | Weblog

お待たせしました。このシリーズ、最終回です。

水曜日は朝10時出勤。久々に寒さが弱まり、ぽかぽか陽気である。

更衣室で着替えたあと、10分前に売り場へと降りていった。

まず、なんと言っても一番 気になることは、売り場の状況だ。

レジ横を通過した後、まず、最初の乾物棚軍(1)に到着。

ここには左手から、海苔類、ふりかけ類、お茶漬け類、豆類、米類、健康食品が並んでいる。

どきどき・・・

品切れするとしたら・・・、只今105円特価中の『銀のり』、売れ筋の『のりたまふりかけ』『磯野ふりかけ』類だろう。

まず、一番心配した『銀のり』は、6つ残っていた。

今朝、荷物が届いているから、大丈夫。

海苔類は、すべてオーケー。

お茶漬け類、すべてクリア。

「あっ・・・」 ふりかけ一種、『磯・・・』品切れ。

でも。一つだけ・・・は、予想より、ずっとずっとましな結果だ。

次の棚軍(2)へ移動。

ここは、日頃から、あまり動く棚ではない。

まず、大丈夫だろう。

『漬け物の素』類や『ぬか』などが陳列されているが、欠品なし!

ここは合格。

次!

棚軍(3)へ足を進める。

ここからが正念場だ。

なんといっても乾物のメインストリートと呼んでいい。

まず、山芋の粉、くず粉、団子粉、片栗粉、白玉粉、黄な粉、たこ焼き粉、お好み焼き粉、チジミ・・・と、粉類が並ぶ。

黄な粉は超売れ筋商品で、日頃から欠品しやすい。

一回発注をとばす前、通常の2倍発注しておいた。

まだ、たくさん あった。

ほっ・・。

この長~い陳列棚の向かって左側は、合格。

さて、中央は? ほんだし、ハイミー、味の素などは とばし、(矢木さん担当調味)

昆布類がずら~り。

ここも年末に動くだろうと、ぎっしりまとめて発注しておいたのでオーケー。

とろろ昆布類も欠品なしで、合格。

右側には、かんぴょう、でんぷん、ふ、ゴマ類、乾燥しいたけ類、春雨などが並ぶ。

ゴマは・・・。

ゴマの一部は月曜日の段階で、品薄だった。 生活(開発)・・商品は、二日前に入荷され、いっぱいになっている。

やはり、品薄だったゴマの一つが売り切れ。

これで、ふりかけに続き 欠品二つ目。

あ~あ。

くるっと回れ右すると、棚軍(4)。

ここには、パスタ類と小麦粉類がズラリ。

すでに、一つ、欠品していると知っているのは中力粉。

普段、飛ぶように売れるのは、当然、薄力粉、まあまあ出るのは強力粉。

ほとんど動かないのが中力粉だ・・・が、何故か、その中力粉が日曜日には売り切れた。

私がドジで、発注を一回とばすなどとは予想していなかったので、 (そんな予想なんかしたら、問題だが) 発注を見合わせたのだ。

結果、売り切れた。

これで、欠品3つ目である。

次の棚軍(5)は、手作りケーキのコーナーだ。

ホットケーキの素、チーズケーキの素などが並ぶが、ここは ほとんど動かない。

動くとしたら、ホットケーキの素くらい。

欠品なしで、合格。

向かい側の棚軍(6)

ここは、御菓子の棚なのだが、その内一つはスルメ類がズラリ。

この御菓子の一角にある珍味コーナーは、私の担当。

珍味も、時と場合によっては、欠品しやすい。

飲み会や仲間と旅先での おやつに・・・と、数名で来店し、ごっそりまとめ買いして行くお客様を何度が見かけた。

フックごと、ごっそり買い物かごに入れるのを偶然 目の前で目撃し、思わず彼らのカゴを覗き込んだこともあった。

ここも、結構どきどきする。

しかし、今回は、珍しく、オーケーだった。 (・・・と思うけど。ナッツはどうだったっけ

そして、いよいよ問題の・・・カップラーメン!

最終戦へ突入。

陳列棚軍(7)へと進む。

ドクドク・・・?

悪い意味で胸が高鳴る。

欠品商品の だいたいの予想は出来ている。

月曜日に品薄になっていた『高菜ラーメン』、『長崎ちゃんぽん』の二品。

そして、月曜日にバック在庫一箱のみ・・・だった 超売れ筋の 『どんべえ きつねうどん』

予想は、当たって欲しくはなかったが、 最初の二品については的中

だった。

だが・・・。どんべえが・・・ある。

何故?

持ちこたえられたとは、思えない。

他の店舗から回してもらったのだろうか・・・

副店長に聞いてみよう。

最悪のスッカラカン状態には、まず、ならないだろう、とは 月曜日の時点で予測できた。

前々回いつもより、多めに発注しておいて良かったと思ったものだ。

しかし、一回発注とばせば、やはり欠品は いくつか出てしまった。

せっかく当店へ足を運んで下さったのに、目的の商品が私の大きなミスにより、 お求めになれなかったお客様へ。

この場をかりて、お詫び申し上げます。

「そうだ、どんべえ、どんべえ・・・っと

どんべえの在庫が何処から来たのか、とても気になる私はバックへと急いだ・・・。

南副店長は何処?

まず、誤らなくっちゃ。

それから、どんべえの事、聞かなきゃ。

じっくりと売り場を見ながら回っていたら、もう10時近くになっている。

遅くなっちゃった~。

私は前へ つんのめそうに なりながらバックへと急いだ。

このあと、すぐ、何が待ち受けていようかなど、 知る由も・・・

と、いう訳で、 申し訳ありませんが、 予想外に売り場の状況レポートだけで、こんなに長くなってしまった為、 またまた次回へ続きます・・・。

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とあるスーパーにハイジ出没!?

2008-02-02 10:56:16 | Weblog

バックへ行くと、つばめ君が台車を見回していた。

つばめ君と一緒になるのは、久しぶりである。

「あっ、こんにちは。これ、定番商品ですよね?

つばめ君は、そう言うと、一台の台車を指した。

「はい・・・定番です

ほんとは、そんなことは、どうでもいい?ことのように思える。

 「では、行ってきます!」

「はい」

真面目一筋で感心な つばめ君は、私より先に台車を引っ張って、 戦場・・・じゃなかった売り場へ突進していった。

ぼけら~としてばかりも いられない。

私も続いて、雑貨の台車を引っ張った。

売り場へ到着。

つばめ君が洗剤類を荷出ししている。

私はトイレットペーパー類を荷出しする。

それにしても、重いわ、これ。

何度もバックと売り場を往復し、テイッシュー類ばかり,大きな箱の補充をした。

いつもは、向こうから私に声をかけてくることなど、めったにない つばめ君が、何か言いたげなのに気付いた。

「あの~。もし、補充しにくかったら、遠慮せずに、僕の台車、勝手に のけていいですよ」

つばめ君の言葉に はっとして、目の前を見た。

私が補充しようとしている商品の真横に、つばめ君使用中の台車がで~ん。

うん、確かに仕事は しにくい。

「大丈夫です、もうすぐ、終わりますから

私が そういうと、つばめ君は、(ほんとかね・・・?) という ちょっと心配したような表情を見せた。

プラットホームは、ほぼ、からになり、雑貨の荷出しは終了。

私はバックへ戻るとダンボール箱をつぶしていた。

なんだか今日は、夢遊病者のように、ふらふ~らとしている。

フランクフルトの屋敷内を夜中に歩き回るハイジのような気分である。

そんな時、めずらしく、店長が声をかけてきた。

「鈴木さん、次は何をしようと思っているのですか?」

次は何を・・・・? こんな質問は、新人の時、何をしたらいいのか分からなくて、

「出すもの、ありますか?」

と、店長や副店長に いちいち聞いていた頃 以来である。

「カップラーメンの補充をしようと思っていますが・・・何か?」

「そうですか、いや、手があいたら・・・でいいです」

うつろな目をした私に店長も、ちょっとビビッタかもしれない。

カップラーメンを補充していると、高田さんが話しかけてきたので、 事の成り行きを説明した。

気にしなさんな! 誰だって、二度や三度は失敗するよ。

この逆もあるしね。たとえば、10つ発注したつもりが、発注単位を間違えて10箱・・・全部で400入荷されたとか・・・」

慰めてくれて、ありがとうございます。

酒担当の川石さんも、

「西村君から話は聞いたけど・・・」

と、声をかけてきてくれた。

「副店長に明日、報告しなきゃいけないけど、言い方があるからねえ。本人から話を聞いておかないと・・・」

日曜日、私は早番、副店長は遅番で、会わないのだ。

「副店長に謝っておいて下さい」

と、言うと、

「気にせんでええ!」

と、三回繰り返す川石さんだった。

補充を終えた私は、店長の元へ行った。

「ああ

店長は、そういうと、周囲を見回した。

「じゃ、これ、片付けて。台車二台を一台に、まとめられるよね?」

「はい」

片付け・・・?

補充した後、いつも私が自分でやっている事である。

片付けが終わると、再び店長の元へ・・・。

ほんとは、片付け以外に やって欲しいことがあるのでは? と、思ったからだ。

「そう・・・ですねえ」

店長は、ちょっと考え、

「そうだ、あれを・・・」

今度は私を売り場へ引率した。

そこには餅が並んでいる。

「丸と四角の餅があるので、それぞれ一箱ずつ箱を開けて、中身を出して下さい」

落ちついた今なら、店長の意図が分かるのだが、 その時は・・・。

自分がハイジ化しているとは、知る由もなかったのである!

まだまだ続く・・・。

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ドキドキ・・・西村チーフ

2008-02-01 02:00:16 | Weblog

連休明けの土曜日。雨。 午後出勤。

なんだか、この日の空模様が その後の出来事を予言しているようだった。

売り場へ降りて行くと、西村チーフがいた。

私は日頃から、家庭の用事、英語教室や本の出版準備だの、考えること、やるべき事が山積みで、忙しい。

西村チーフの顔を見て、スーパーマーケットモードに頭が切り替わった。 と、同時に、

「あれ?昨日は金曜日。乾物の発注日・・・。えっ・・・?

急に不安が押し寄せてくる。

「こんにちは。昨日、副店長、定番商品の発注してましたか?」 西村チーフは、優しく のほほんと答えた。

「う~ン。発注してたみたいだね・・・」

発注している姿を目撃したそうだ。

取り敢えず、ほっとする。

「副店長、年末に向けて発注するって言ってましたが、それが昨日だったんでしょうか?」

「うん、確かに、副店長が発注するって言ってましたね」

西村チーフは、そういいながら、壁に貼ってあるシフトを眺めた。

 

私も後から覗き込む。

カレンダーの 18日の欄で、私達の目線は釘付けになった。

18日には、赤ペンで 丸印が付いている。

すなわち、 となっていたのである。

どきっ そうだ。

確かに、副店長は、⑱日に自分が発注をすると、言っていた。

 「もっ・・・もしかして、副店長が言っていた年末の発注って金曜日じゃなくて・・・⑱日の月曜日?」

それって、昨日・・・金曜日・・・誰も発注して・・・ない?

私は続けて、副店長の勤務日が書かれてあるシフト欄に目線を走らせた。

18日 月曜日。休み・・・

「副店長、18日は休みになってますね。お休みの日に どうやって発注するんですか?」

そうよ、月曜日、副店長は休みだ。

どうしても、私が休みだった金曜日に発注を上げておいて欲しいという ほのかな希望に、今は すがりたい。

ゴクン・・・。

「月曜日に休みの副店長が、どうやって発注するのか?という質問ですね?」

のほほん とした雰囲気から一転、真剣な表情に変身した西村チーフは言った。

「多分、明日・・・日曜日に前倒しで発注上げるつもりなのでしょう。そうだ、金曜日の定番商品・・・」

西村チーフはパソコンの前に座り直し、 画面を開いた。

「金曜日って、15日ですね」

画面上に、15日発注分の部門リストが表示された。

リストの中に「乾物」を見つけ、少しだけ、ほっとする。

15日・・・「乾物」決定ボタンをクリックする前、西村チーフは言った。

「ドキドキ・・・

西村チーフの言う通り、ドキドキ、世紀の一瞬だ。

クリ~ック!

画面には「乾物3」 と、表示された。

 

3って、何

発注アイテム数のこと・・・

いつもは、120から150・・・

これって、もしかして・・・

もしかすると・・・。

まだ、確信が持てないでいる私は、そおっと隣にいる西村チーフの横顔を見た。

画面をじ~っと見つめたまま、固まった表情の西村チーフがいた。

私は 時間が停止しているチーフに 恐る おそる声をかけた。

 「あの・・・乾物3って何ですか?」

西村チーフは、とても静かに言った。

「発注、上げてませんね

次の瞬間、稲妻とハリケーンと台風が いっぺんにやってきたような衝撃が身体中に走った。

ガーン!

発注してない

私が水曜日に、前倒し発注しなきゃいけなかったんだ。

「私がしなきゃいけなかったんですね。 ・・・ってことは、荷物は来週水曜日まで全く入って来ないってこと

私はカレンダー(シフト)とパソコンの間を行き来し、 完全に冷静さを失った。

「ええーっ どうしよう、どうしよう。 棚が穴だらけになったら、どうしよう

西村チーフは「乾物3」の内訳を開いている。

お勧めの品の片栗粉と・・・その他2点の計3点のみ副店長により発注されていた。

ということは、月曜日の入荷は私が前倒し発注した開発商品の小麦粉、パン粉、わかめ、ひじき、ごま海苔など のみってこと? カップラーメンは・・・?

私はバック在庫の二台をチラッと見た。

足りない!

私より先に落ちつきを取り戻した西村チーフは、言った。

「・・・ってことは、月曜日に荷物が入って来ないってことですよね。 いいじゃないですか。南副店長が明日、前倒し発注しやすくて。 荷物が 入って来る前に どうやって副店長、発注するのかな・・・って」

私にはチーフの話は半分しか聞こえていない。

そして、最後に・・・。 チーフは親切にも、私を落ちつかせようと、こう 結んだ。

「とりあえず、今日は、平常心で仕事をして下さい

へ・・・ヘイジョウシン 

「・・・は・・・はい・・・

私は、ふらふらと よろめきながら、今日の入荷分の他部門の荷物が待つ、 プラットホームへと消えていった・・・。

ふら~っ。

外は寒く突風だ。

私も一緒に消えてしまいたい。

続く・・・

Comments (2)
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