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きち叔母さまの卒寿のお祝い

2007年07月02日 21時53分51秒 | 我が家・親族

父方の叔母さんがただ一人健在で今尚、家業の農家のお仕事に従事されております事にとても嬉しく姪一同(10名)とささやかなを致しました。
この度、叔母さんの家族のお食事会にお招きをいただき、隣人の皆様と楽しいひとときを過ごしました。
戦死の父を良く知る大切なお方としていつも「海軍が」「海軍は」と思い出を語ってくださいますがこの度も父がした絽の着物を着て写真屋さんで写した
18歳頃の懐かしい写真を見せて頂きました。

お話をして下さる叔母さんの目にはいつも光るものがあり、戦死の父を偲んでくださる優しさにいつも有り難く思っている私です。
当日、叔母さんから姪を初めお世話になった方々へ「長生きの喜び」を表したいとお気持ちの金一封が手渡されました。
封筒には一人一人の名前をしっかりした丁寧な文字で書かれ、私も「○子江」と書かれた分厚い封筒をいただきました。
 
            のお品                   卒寿の叔母さんを囲んで

お食事会が終了後はご家族の皆様が丹精された畑に案内していただき新鮮なお野菜を沢山頂きました。
私がプランターで育てている事とは全く違う丹精された素晴らしい様子を収めてみました。

     茄子を採っていただいて、右側はトマト                       きゅうり畑
  

             ピーマンと茄子                  茄子ときゅうり
近くに住む父の墓を守っていただいている従姉からも新鮮な茄子・きゅうり・トマト・ピーマン・インゲン・南瓜・トウモロコシ・玉葱・ジャガイモ・サラダ用の玉葱等々。
新鮮なお野菜・手作りのお総菜など沢山のを頂き、ご子息にで送っていただきました。
改めて叔母さんの卒寿にを贈りながら、分厚い封筒を開けさせていただき、10万円の に驚きと感謝の他言葉がありませんでした。
叔母さんを初め、従姉・その家族・そして隣人の皆様との温かい語らいに心和む幸せな一日に思いを致しました。 

      終戦記念日を迎えるにあたり父を偲んで詠んでみました。

      平成と年号変へて19年昭和そのときレイテに散りき       
      海軍が海軍がねと語りゐる卒寿の叔母の涙に濡れて
      見送りに添ひて語らふ若き母永久の別れと思はざりしか
      ちちははの後を追ひゐてひとたびの軍服の白眼裏にあり
      ひとつぶの形見の真珠に偲びをり征きて還らぬわれ知らぬ父
      哀悼の「靖國の家」の標識も語るも今や知る人少なく
      戦争の傷あと深しわれら今語り継ぎゆくも父は還らず    

コメント (10)
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