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平成19年度 千葉市戦没者追悼式

2007年10月16日 12時53分44秒 | 遺族会(各追悼式・戦争証言などを含む)

             
               平成19年10月12日(金) 於 千葉市民会館

千葉市長 式  辞
本日ここに、ご遺族並びにご来賓多数のご臨席を賜り4200余柱の千葉市戦没者追悼式を挙行するにあたり、謹んで追悼のことばを捧げます。
         (中 略)
戦後すでに62年、わが国は、焦土の中から立ち上がり、幾多の困難を乗り越え、めざましい成長を遂げて参りましたが、・・・
         (中 略)
あの悲惨な大戦において、ひたすら祖国の勝利を信じ、一身をも顧みず、危地におもむき、遂に、酷寒炎暑の戦陣に倒れ、いたましくも散華された戦没者の方々、度重なる空襲による戦禍の犠牲となられた戦災死没者の方々など、尊い多くの犠牲のあったことを決して忘れてはならないのであります。
         (中 略)
私たちは、過去の悲しみを記憶し、戦争の悲惨さと戦没者・戦災死没者の尊い犠牲を風化させることのないよう、恒久平和の確立に心を新たにいたすとともに、郷土千葉市の繁栄と市民福祉の一層の向上を図るため、最善を尽くして参ることをご霊前に固くお誓い申しあげるものであります。・・・続く

この後、多くの来賓の皆様から追悼のお言葉を戴きました。
   
「思い出のことば」
           
                    「思い出のことば」を述べる萩野総子様
    
遺族を代表して、千葉市若葉区にお住まいの萩野総子様がお母様の手一つで5人の兄妹を苦労しながら育ててくださった事などを語り、沖縄で戦死されたお父様を偲んで時折、言葉を詰まらせながらも、最後は 「世界の平和を祈ると共に、子どもたちを守っていく事が私たちの大切な使命です。」 とガールスカウトの重責を担っていらっしゃるお方らしいお言葉で結ばれました。 合掌 
会の終わりは千葉市役所吟詠会の皆様の献詠を有り難く拝聴いたしました。
     

             献     詠

          弔 慰 式 (寺岡弥三郎)

        庵然夢の如く  幽明を隔つ
        定めなき人生  限りなきの情
        骨肉親朋  皆席に列し
        拈香三拝して  泣いて声を呑む

        亡き人を 終いの別れと弔えど
        心は消えず ありし面影

          金州城外作 (谷口廻瀾)

        父は明君に奉じ  子は親に奉ず 
        我来って憑弔し  涙痕新なり
        金州城外  秋深き処
        坐に憶う  斜陽馬を立つるの人を

遺族の皆様も高齢化が進み会場の空席が目立ち、一抹の寂しさを感じましたが、翌日の新聞には 「遺族ら関係者500人が参列した。」 と報じられました。
幸いにもお天気に恵まれ、無事に会が終了しましたこと、千葉市関係者の皆様に御礼を申し上げます。 

コメント (8)
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