平成19年度 千葉県戦没者追悼式
日 時 10月24日(水) 11時
会 場 千葉県文化会館
式 典 斎 場
この度の追悼式にあたりまして県のご担当の方から下記のようにご回答を頂きました。
(報道発表の数字として)
●日清戦争以後の千葉県の戦没者 57,248名
(日中戦争以後ですと、 約52,000名です。)
●一般戦災死没者 1,320名
19年度の千葉県戦没者追悼式の参列者数
●遺 族 約1,000名
●来 賓 約 100名
●市町村職員等 約 100名 合計 約1,200名
犠牲になられました尊い多くの御霊に心からご冥福をお祈り申し上げます。 合掌
千葉県内各市町村遺族代表の皆様が参列され、千葉県警察音楽隊の演奏が流れる中、厳かに執り行われました。
午前11時、千葉県健康福祉部長の開式のことばに始まりました。
続きまして千葉県知事 堂本暁子様 による 礼拝、黙祷、式辞 を戴きました。
追悼のことば 千葉県議会議長・千葉県市長会代表・千葉県町村会代表・遺 族 代 表
献 花
千葉県知事様を初め、来賓、各市町村代表の遺族代表により行われました。
この度の式典において、遺族代表「追悼のことば」を述べさせていただく機会を戴きました。
遺族代表 「追悼のことば」
この重責に身の引き締まる思いでございましたが、関係各位の皆様のご指導をいただき、何とか無事にお役を果たすことが出来ました。
「追悼のことば」より一部紹介
先の大戦から早くも62年の歳月が流れましたことに思いを致し
哀悼の「靖國の家」の標識も語るも今や知る人少なし
と詠みましたが、私たち遺族にとりましてはあの悲惨な、辛く、悲しかった多くの出来事は決して忘れることが出来ません。と申し上げました。
かすかな記憶の父は、昭和19年10月27日海軍最後の舞台となりましたレイテ島の東方沖にて重巡「鳥海」と運命を共にいたしました。
父らしき人の背にゐしわが記憶ただ一度の夢かはかなし
そして、遺児によります慰霊友好親善事業訪問団によります戦跡巡拝に、私は2000年12月に全国遺児125名の一員として参加の機会を戴きました。
12月のレイテ湾の水に手を触れましたときの温かさ、この温かい海底に眠るならばと、私なりに気持ちの整理が出来ました慰霊の旅でした。
と関係各位の皆様に心から御礼を申し上げました。
そして 海底に今なほ眠るみ霊らにわが生の限り祈り捧げむ と、詠ませていただきました。
戦後62年、今日の平和と繁栄に感謝しながらも、過去には多くの尊い犠牲が、ありました事の悲しみを風化させることのないよう恒久平和の築かれます事を心より
願っております。と結ばせていただきました。
この度の追悼式を執り行ってくださいました関係各位の皆様に心より御礼を申し上げます