世界遺産 五箇山相倉(ごかやまあいのくら)集落見学と華山 ホテル1泊2日の旅
平成27年5月28日(木) ~ 5月29日(金)
富山県当番幹事 竹腰様よりのご挨拶 平成27年2月4日
記録的な大と寒波に見舞われました日本列島も立春を迎えました。
皆様にはお変わりもなくご健勝にてお過ごしの御事と拝察申し上げております。
北陸は、3月14日に開通します北陸新幹線の話題でいっぱいです。富山駅も装いも新たに改装中です。
今年のレイテ班の旅は5月28日(木)~29日(金)1泊2日に決定させて頂きました。
新緑の美しい季節に、庄川狭の上流に遺ります懐かしい合掌造りの五箇山をご案内させて頂きます。
どうぞ皆様、体調を整えられまして全員の皆様のご参加をお待ち申し上げております。
整いませんが、まずはご案内まで申し上げます。 以上
私達は、平成12年度(2000年)フィリピン慰霊友好親善事業訪問団 全国遺児125名の一員として参加をさせていただきました。
多くの慰霊先がありますことに、A班からF班に分かれ、私たちF班はレイテ島内のマハンラグ、タクロバンなどを慰霊巡拝いたしました。
後に「慰霊巡拝レイテ班」と名付け、各県持ち回りで、年一回の親睦の旅を続けておりますが、各県当番幹事は2回目に入りました。
悲しみを語り継ぎ来し十五年絆深めけりレイテ班の旅に
戦後父親のいない寂しさを共に過ごして参りましたお仲間3人はすでに鬼籍には入られました。
皆様で心からご冥福をお祈り申し上げ、健康に感謝を申し上げながら友情の絆を確かめ合いました。
身罷りし遺児三人を偲びつつ亡父追慕のレイテ班の旅
1.集 合 JR富山駅北口 12時30分
2.参加者 10名
神奈川県 (2名) ・ 埼玉県 (1名) ・ 新潟県 (2名) ・ 富山県 (2名)
福井県 (2名) ・ 千葉県 (1名) ・ 愛知県 (欠席) ・ 山梨県 (欠席)
3.物故者 3名 (神奈川県1名) ・ (山梨県1名) ・ (千葉県1名) 合掌
4.宿泊先 福光 華山温泉
5.行 程
一日目 5月28日(木) 気温
富山駅北口12時50分 → 環水公園(世界一美しいスターバックスを車窓より) → 富山西IC → 庄川峡 小牧ダム遊覧(25分)
前田氏13代が育んだ富山藩の城下町。 美しい新緑に囲まれた小牧ダム遊覧
築城400年の歴史と、北に富山湾、
富山は、全国に名高い薬の町でもある。 2001年には、土木学会の土木学会選奨土木遺産に認定、2002年には河川用ダムとしては南に劍・立山連峰が従えた
風光明媚な初めて登録有形文化財に登録された。
また、2007年には経済産業省の近代化産業遺産(近代化産業遺産群「中部電源」の
庄川の水力発電産業遺産)の登録を受けています。
五箇山相倉(ごかやまあいのくら)集落(世界遺産)見学
相倉民族館見学 参加者10名の皆様と
合掌造りの家が民宿として繁栄しておりました 冷たい甘酒を頂いて一休み
美しく懐かしい日本の原風景 ↑ および説明文 ↓ は観光案内より
一歩足を踏み入れると、美しくてどこか懐かしい日本の原風景に引き込まれる五箇山相倉合掌造り集落。
平成7年12月、ユネスコの第19回世界遺産委員会において、岐阜県白川村荻町、富山県五箇山相倉、菅沼の各合掌造り集落が「世界遺産」として登録されました。
日常を忘れ、四季折々の景色に包まれると、なぜか心が落ち着きます。
日中はもちろん、季節ごとに行われるライトアップは必見! 幻想的な空間に心奪われ、非日常を堪能できます。
集落を見下ろせる展望エリアでは美しい相倉の全容が望めるので、ぜひ訪れたいところ。
「合掌造り」と呼ばれる茅葺の家屋は、国内ではこの近隣でしか見られない大変貴重な民家の形式で、今もここ相倉合掌集落には、23棟の合掌造り家屋が現存し、生活が営まれています。昔ながらの生活が息づく山間の小さな集落です。(以上はHPより)
(1)村上家の館内見学および五箇山の歴史などの説明を聞く
玄関前の案内板 国指定重要文化財合掌造り 村上家
五箇山の歴史、こきりこ節、ささら(細い竹や板を使った楽器) ↑ 等のお話を聞く囲炉裏のある大広間。説明終了後にお茶の接待を頂きました
こきりこ節 = こきりこ節・筑子節(こきりこぶし)は、富山県南砺市五箇山地方(旧 東礪波郡平村、上平村、利賀村)に伝わる麦屋節とともに五箇山地方を代表する全国的に有名な古代民謡(古謡)で1953年(昭和28年)に、改正前の文化財保護法に基づき、文化財保護委員会(現 文化庁)第四次選定の「助成の措置を講ずべき無形文化財」に選定され、1973年(昭和48年)11月5日には「五箇山の唄と踊」の中の一曲として、国の選択無形民俗文化財に選択された。なお現在も保存伝承団体が複数あり、それぞれの団体で保存・育成に努めている。
さ さ ら = ささらは645年の大化の改新の頃に生み出されたとされている古代楽器です。主に田楽系統の踊りに用いられました。
富山県の五箇山(ごかやま)地方に伝わる民謡「筑子(こきりこ)唄」(中世15~16世紀頃)に合わせて、ささらを打ち鳴らしながら踊ります。
(2)流刑小屋見学
流刑小屋の脇に立つ説明板
断崖絶壁に建つ流刑小屋までの階段は結構大変でした 説明板 ↑ 小さな窓を交代でのぞいて罪人の人形を確認
五箇山地方の東岸は、庄川の断崖絶壁に隔離されて、江戸時代に加賀藩の流刑地として8ケ所あった流刑小屋のうちのひとつであり、現存するのはここだけ。
小さな茅葺き造りで、入口の柱には小さな口が開けられ、ここから罪人に食料を与えていたそうです。
平の流刑人は住民との交流を許されていたので、学問や社会知識の指導者として慕われていた人もいたそうです。
しかし重い罪人は3.6m×2.7mの「お縮(しま)り小屋」に入れられ、住民と語る事も出来なかったそうです。
現在、中には罪人の人形(侍みたいな格好をしていました)が置かれていました。
元々の建物は、昭和38年(1963)の豪雪で倒壊。昭和40年(1965)10月1日に復元された現在の建物が、県の有形民俗文化財に指定されています。
(3)菅沼集落(世界遺産)車窓より見学
のどかな田園風景の中に佇む9棟の合掌造りが今も生活を営まれています
国指定史跡 昭和45年12月4日指定 上平地域 重要伝統的建造物群保存地区 平成6年12月21日選定
世界文化遺産 平成7年12月9日登録
懇親会場 = 福光 華山 ホテル 17:30到着
1年ぶりの再会でしたが、16名の会員から3名がご逝去、そして高齢化によります体調不良のお方などに会員としては7名でしたが配偶者のご協力を頂き、何とか10名の
参加となりました。
この度の幹事の竹腰様はバスガイドとして長くご勤務され、今なお、後輩のご指導にご尽力をされておりますお方ですので、素晴らしい説明をいただきながら思い出に残ります世界遺産の見学をすることが出来ました。
2001年よりの開始のレイテ班の親睦旅行は、今年は15回目を迎える運びになりました。
15回めの懇親会に何度も杯 を高く上げ、旬の食材を取り入れました美味しい創作会席 に舌鼓を打ちながら友情の絆を確かめ合いました。
食後は、初めて経験しました砂風呂、 に心が癒されました素敵な一夜さを満喫致しました。