独り居の充実ライフを求めて!

ご訪問を頂きまして有り難うございます

歌人 土屋正夫先生 生誕100年記念墓参吟行会 2-1

2015年07月31日 10時16分53秒 | 短歌

平成19年7月27日92歳 でご逝去されました先師土屋正夫先生 生誕100年記念(お誕生日は7月26日)先生の生家・歌碑・書斎見学および墓参吟行会を行いました。
    実施日 平成27年7月27日(月)
    参加者 13名
    行  程 JR千葉駅 → 五井駅 ~ 小湊線に乗り換え 上総三又駅 10:30集合 →  土屋先生宅へ(書斎・歌碑見学) → 墓参 → 菩提寺 法光寺
        (寄進の御手洗見学) →  昼食・休憩 → 上総国分寺見学 → 国分尼寺見学 → 五井駅解散 

 
                                                       1両のみの小湊線
 

上総三又駅名の由来
その昔、上総三又駅周辺は「海上」と呼ばれ、歌人の心を奪うほど美しい海だったそうです。
万葉集の恋歌に「夏麻引く海上潟の沖つ緒に鳥は巣たけど君は音もせず」があります。

土屋正夫先生ご生家訪問
先ず、お庭の歌碑に偲ぶ

 歌碑  檀の実にふた朝をきてのち見ざる小椋鳥とほくわたりをるべし 正夫           歌碑の裏面に「土屋正夫先生歌歴」が刻まれる

                 書斎の机に遺された「平成18年分」とお書きになられた分厚い原稿用紙      書斎の蔵書の一部

「墓参へ」
墓所はご自宅からも近く、ご家族の皆様をお守りしておりますように存じました。
ご戒名は 「御手洗」 に刻まれたお歌に因みましたこと先生にお伺い致しました。 
ご戒名は 梔 明 院 賦 道 日 正 居 士 合掌

菩提寺 法光寺へ 先生が寄進された御手洗(みたらし)および御手洗に刻まれたお歌の見学 

法光寺は、1597年開山の由緒正しき法光寺です。4月第三日曜日に本物の甘茶を出すただひとつの寺院として「あまちゃ寺」の異名もあります。

            参加者の皆様(ただし撮影者の私を除く)                          甘茶の木

          土屋正夫先生が寄進された御手洗(みたらし)         先生のお歌 梔子のしろたへの花胸中のあかりとなして眠りをぞ待つ  正夫                   

ご紹介の「御手洗」(みたらし) は、14年間努められました壇家総代を辞する記念の寄進と伺いました。
刻まれてありました先生のお歌は先生の素晴らしい筆跡とお伺い致し、一同感激致しました。

平成20年11月26日初めての墓参の折りに詠みました私の歌です。

     御手洗に刻む先師の御歌に見る高野切にも通ふ直筆  

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする