奈良の前田様から奈良県橿原市の今井町について貴重なお便りを頂きましたのでご紹介させて頂きます。
今井町は平成5年12月8日に「重要伝統的建造物群保存地区」に指定された、称念寺を中心とする寺内町で、旧環濠で囲まれた東西600m南北300mのほぼ矩形の区域と、地区の東辺を流れる
飛鳥川西岸を加えた面積17.4ヘクタールの区域です。
江戸時代には、大阪や堺などと交流が盛んになり、南大和最大の在郷町となって、「大和の金は今井に七分」と言われるほど栄えました。
現在も、今井町の大半の民家が江戸時代以来の伝統様式を保ち、美しい民家が数多く立ち並んでいます。
重要文化財に指定された民家が8件・県指定民家が2件存在し、今井の形成に中心的役割を果たした「称念寺」(修理中)も重要文化財に指定されています。
これらの民家の一部は一般に公開されています。
また、9月28日からスタートするNHK朝の連続テレビ小説「あさが来た」のスタート場面はこの今井町でロケされています(手前が音村家・奥が旧米谷家付近)


華甍(高市郡教育博物館) 高 木 家 住 宅


河 合 家 住 宅 河 合 家 の 竈


高木家・河合家の街並 音 村 家 住 宅

手前が音村家・奥が旧米谷家