毎年恒例の大しめ縄作りは、11月上旬から12月下旬までと製作に2ケ月近くかかり、成田山の職員や近隣のボランティアの方々によって作成されます。
大しめ縄本体は、横6.6m、縦1.2m、重さ200キログラムあります。
成田山新勝寺の御本尊不動明王は、真言宗の開祖、弘法大師空海が自ら一刀三礼(ひと彫りごとに三度礼拝する)の祈りをこめて敬刻開眼された御尊像です。
成田山では、この霊験あらたかな御本尊不動明王の御加護で、千年以上もの間、御護摩の火を絶やすことなく、皆さまの心願成就を祈願してきました。
御護摩では、お不動さまの御力と僧侶の祈り、そして皆さまの祈りが一体となり清浄な願いとなって現れます。
開山1080年を間近に控えた現在も、「成田山のお不動さま」として数多くの人びとの信仰を集めています。
※ご参詣の際には堂内に上がって、お不動さまへお参りすることができます。(出典:成田山新勝寺ウェブサイトより)
年末恒例の成田山新勝寺の本堂前に掲げられた「大しめ縄」を飾り付け、新年を迎える準備が整いました
横6.6m、縦1.2m、重さ200キログラムの大きさです 本堂前へと運び込まれました
この大きな「大しめ縄」をどうやって持ち上げるのかと言えば勿論クレーン車の出番です クレーン車により、地上6mの高さに取付た後、松の木や竹で整えていきます
微調整は、縄で調整していました 的確な指示が出されていました
周辺農家に約6,000束を特別注文して調達するしめ縄。このうち大しめ縄用として2,500束を選別し、大しめ縄を制作しているそうです。その他は、諸堂伽藍用として使用される300年も続けられている
大しめ縄の飾付りの様子をご紹介させて頂きました。