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佐田 公子様著 歌集「天楽」を頂きました

2022年08月25日 18時27分37秒 | 短歌


   「天楽」(てんがく)を頂きました        「あとがき」の一部を省略させて頂いておりますが題名の「天楽」の意味を学ばせて頂きました

         
             佐田 公子先生のご紹介                            佐田 公子先生自選五首のご紹介

8月24日(第4水)は月1回の「洸の会短歌教室」に学びました。
その折に先生から「出版されたばかりの立派な先生の作品ですので学んでください」と、先生が受贈されました上記「天楽」を頂きました。

作品講評におきましては時期が時期でしたので一人二首提出に現在の世相を詠みました歌が多く投稿されました。
一部をご紹介させて頂きます。

  1.核戦争断じて許さぬグテーレス氏に呼応するがに蝉の声湧く 「湧く」の結句が良いと先生も会員も。

  2.あの夏も「たわわ」に咲きゐし百日紅核廃絶祈る八時十五分 「たわわ」に実るのように良い意味で使われるのでおかしい?の意見に先生は「よろしい」と。
                                                                
「たわわ」というのは
擬態語で、動詞の「たわむ」の語幹の繰り返しである「たわたわ」から転じてできたことばとされています。「たわたわ」は、枝が重さできしむさまを表します。 

「たわわ」は、かなり昔から使われていることばで、古くは古今和歌集(905-914)に、「折りて見ば落ちぞしぬべき秋萩の枝もたわわにおける白露<読み人知らず>」
(折って見ようとするときっと落ちてしまうに違いない、秋萩の枝がたわむほどのこの白露は。)という歌があります。

現代では、「たわわに実る」はもっぱら「リンゴ」や「ブドウ」などの木になる果物や「イネ」などの表現として使われているようですが。

  3.恋を知らず哀しみも知らず二十歳の吾観し「ひまり」を「再びに観き」  「わ」→「は」に。「再びに観き」→ 「再び観たり」(先生の添削)

  4.コロナ罹患せし娘の声は「ひび割れて」粉末ポカリを送れと「言ひぬ」 → 「請ふ」(先生の添削) 「ひび割れて」が良いと先生も会員も。
「請ふ」(こふ)
文頭に来るときは願望形で 訳 どうか~してください。 または どうか~させてください。 文末のときは 訳 ~することをお願いする 。というような違いがある ...

  5.おどろしやカルトと「繋ぐ」政界の闇の追及緩めてならじ   「「繋ぐ」→「繋がる」(先生の添削)

以下は私の作品ですが他に投稿の関係上一部といたします。

  ~あまた仏壇「に」 → の「に」の後には」「供へる」が必要と。
  故に、仏壇をやめて「あまた飾り付け」にすると仏壇に「供へる」(飾る)となる。

  もう一首は、広島、長崎の原爆慰霊追悼式の折の警護官の様子を詠みましたが添削なしでOKとなりました。

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2 コメント

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matsubaraさま (oko)
2022-08-26 14:19:28
お訪ねいただきましてありがとうございます。
私自身が学ぶために記しましたがお言葉を頂きまして恐縮に存じます。
なかなか上達できませんがボケ防止のために頑張ります。
今後ともご指導の程、宜しくお願い申し上げます。
返信する
御礼 (matsubara)
2022-08-26 10:52:09
添削の詳しい説明に多くを学ばせて頂きました。
ありがとうございます。
とても参考になります。
返信する

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