千葉県「ちば文化資産 太巻き寿司」のご紹介
千葉県の太巻き寿司は、お正月や春祭り、お盆や秋祭り等、年間を通じでお祝い事や行事に各家庭で作られており、祭り寿司とも言われています。
お祝い事や行事には親戚中が集まり、酒を酌み交わし世間話をしながら楽しいひと時を過ごしていたそうです。
1960年代から千葉伝統郷土料理研究会を主宰する龍崎英子さんにより、房総に点在する巻き方の技術や絵柄を若い世代に積極的に伝えられた。
ふるさとおにぎり百選・農山漁村の郷土料理百選に選定。(千葉県のHPより)
太巻き寿司の作品 太巻き寿司の紹介をされる千葉テレビアナウンサー
現在200種類以上の太巻き寿司が作られておりますと言われております
この度は「雪だるまと鬼の太巻き寿司」を作られましたのでご紹介させて頂きます。
杉崎 幸子先生「食文化として千葉の太巻き寿司はとても大事なものだと思う」 杉崎 幸子先生「千葉県としてはとても大事な文化になっている」
「雪だるま」を作られました杉崎 幸子先生は50年も前になりますが千葉伝統郷土料理研究会を主宰する龍崎英子先生(高校の先輩)の助手としてご活躍時にお世話になりました
杉崎 幸子先生「顔って面白いですよね。巻いた人に似るそうです」と作られた「雪だるま」→ 杉崎幸子先生「農家が海苔を買えるようになってから作られるようになったのでは」
杉崎先生「切り口から様々な模様が出てくる太い巻き寿司です」 杉崎先生「とても自慢できる郷土料理だと思う」
杉崎幸子先生にお世話になりました50年前はお若いお嬢様先生でしたが千葉伝統郷土料理研究会を主宰する龍崎英子先生の後継者としてご活躍の先生に懐かしく存じました
「鬼の太巻き寿司」
「鬼の太巻き寿司」の講習開始 魚肉ソーセージをタテ4分の1にカットして角が2本の大人の鬼にします
先生「具全体は楕円形になるように作っていきます」 先生「鬼の顔は四角いですからここの段階で四角になるようにしてください」と
先生「ちょっと表情が違いますけど」と「鬼」の素晴らしい太巻き寿司が完成しました 皆様「見て楽しい食べておいしい作ったときの達成感があります」と
ご活躍時代 (現在?)の懐かしい龍崎英子先生をネットよりご紹介 龍崎 英子編著 千葉県立衛生短期大学教授 昭和60年発行 改めて有り難い先生のお名前に出会いました
「龍崎英子先生のプロフイル」(ネットより)
東京都生まれ。千葉伝統郷土料理研究会主宰。昭和23年に(財)化学療法研究所付属病院(現国際医療福祉大学市川病院)に栄養士として勤務。
昭和32年からは、千葉県立栄養専門学院講師、千葉県立衛生短期大学(現千葉県立保健医療大学)栄養学科助教授を経て、現在にいたる。
昭和30年に房総地方の伝統料理「太巻きずし」に出会って以来、この技術の普及、創作、後進の育成に尽力。
著書は「楽しくつくる祭りずし」他、太巻きすしなどの多くを編集しております。
千葉県文化功労賞、NHK関東甲信越地域文化賞、文部科学大臣表彰・地域文化功労賞などを受賞。
2020年のネットには「龍崎英子先生は現在90歳、今も尚ご活躍されております」とありましたが今年は94歳を迎えられますことに今年もお元気にご活躍をお祈り申し上げております。
以上にご紹介の龍崎英子先生に頂いておりました著書が保存されておりましたのでご紹介させて頂きました。
龍崎英子先生(昭和4年生)は高校の先輩と言うことで何かと優しくご厚誼を頂いておりました。
特に私が子ども会の会長時代のキャンプファイヤー開催時には、この度の杉崎幸子先生とご一緒に子ども達に料理指導を行って
いただきましたことが有り難く懐かしく思いだされます。
著書には太巻き寿司の作り方が丁寧に記述されておりましたので「梅の花」「桜の花」「桃の花」他沢山作った記憶があります。
確か1升で4本作ったように記憶しております。
今はとても作れませんがこの度の千葉テレビニュースで懐かしい昔を思い出すことができました。
この度、懐かしい太巻きすしのご紹介に多くの皆様にお訪ね頂きましたことに御礼申し上げまして保存させて頂きます。
2月2日(金) 1006PV |593UU |3178773ブログ中 1200位